皆さんお久しぶりです。little birdです。
最初に謝らせて下さい。
長い間全く更新もせず反応もなくてすみませんでした🙇
理由としてはプリ小説になかなかログインできなくて(どうやら私のスマホの不具合だったようです)そのままズルズルと月日が経ってしまったという感じです。もう言い訳でしかありませんが……。
待ってくれている方(あんま居ないかもしれませんが)本当に申し訳ありませんでした。
そのお詫びと言ってはなんですが、一気に5話ほど投稿しますので、良かったら読んでいってください。
時間が経ちすぎてお話を忘れてる方も多いと思うので、数話前から読んでいただけたらと思います。
これからもよろしくお願いいたします🙇
あなたside
発している私でさえ聞こえるか聞こえないかの小さな声が一言だけ出た。
少し遠くだったのに、黒い服で目立たないのに、これといって山ちゃんらしさが出ているわけでもないのに、声だけで一瞬で山ちゃんだと分かった。
それだけ、私が求めていたんだろう。
歌いたい……けど、多分歌うほど声は出ない……
私のステージで私が招いたアクシデントなのに、山ちゃんがどうするかを考えてくれている。
ごめんなさい、本当にごめんなさい。
山ちゃんは何も悪くないのに……
私の目を真っ直ぐ見て真剣な声色で言った。
そう言って山ちゃんは優しく微笑んだ。
あまりにも優しいから、思わず泣きそうになる。
どんな案を思い付いたのか分からないけど、私が声を発するまもなく、山ちゃんは行動に移った。
でも、不安はなかった。
山ちゃんなら任せられると思えたから。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。