第254話

助け
1,130
2022/02/06 03:46
皆さんお久しぶりです。little birdです。

最初に謝らせて下さい。

長い間全く更新もせず反応もなくてすみませんでした🙇

理由としてはプリ小説になかなかログインできなくて(どうやら私のスマホの不具合だったようです)そのままズルズルと月日が経ってしまったという感じです。もう言い訳でしかありませんが……。

待ってくれている方(あんま居ないかもしれませんが)本当に申し訳ありませんでした。


そのお詫びと言ってはなんですが、一気に5話ほど投稿しますので、良かったら読んでいってください。

時間が経ちすぎてお話を忘れてる方も多いと思うので、数話前から読んでいただけたらと思います。


これからもよろしくお願いいたします🙇
あなたside
あなた

やま…ちゃん……

発している私でさえ聞こえるか聞こえないかの小さな声が一言だけ出た。


少し遠くだったのに、黒い服で目立たないのに、これといって山ちゃんらしさが出ているわけでもないのに、声だけで一瞬で山ちゃんだと分かった。


それだけ、私が求めていたんだろう。
山田涼介
大丈夫か!?
山田涼介
声は出る?出ないなら出ないで動きで教えてくれ
あなた

声は…出る……

山田涼介
分かった…でも歌うのはきついよな?
山田涼介
歌えるなら座ったままでも良いけど……
あなた

歌うのは…厳しい……

歌いたい……けど、多分歌うほど声は出ない……
山田涼介
そうだよな、うん、無理はしない方がいい
山田涼介
となると……
私のステージで私が招いたアクシデントなのに、山ちゃんがどうするかを考えてくれている。


ごめんなさい、本当にごめんなさい。

山ちゃんは何も悪くないのに……
あなた

山ちゃん、ごめ__

山田涼介
謝んなよ、絶対に
山田涼介
謝られたって、お互い良い気はしないんだから
私の目を真っ直ぐ見て真剣な声色で言った。
山田涼介
今は次どうするか考えなきゃ
山田涼介
ファンに悲しい思いさせたくないだろ?
そう言って山ちゃんは優しく微笑んだ。


あまりにも優しいから、思わず泣きそうになる。
あなた

そう、だね……ありがとう……

山田涼介
さて、どうすっかなー……
山田涼介
あなたには声は出させない方が良いだろうし……でも場を持たせないとファンに悪いし……
山田涼介
……………あ、
山田涼介
あなた!分かった!
山田涼介
これなら行けるよ!
どんな案を思い付いたのか分からないけど、私が声を発するまもなく、山ちゃんは行動に移った。


でも、不安はなかった。


山ちゃんなら任せられると思えたから。

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