数週間後
真夜ちゃんの顔には、包帯が巻かれてあった
スルスル
夜にて
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プルルルルルプルルルルル
幸いにも原田くんは軽傷で済みました
でも、真夜ちゃんは入院することになったのです
半年後
プルルルルルプルルルルル
翌日
私はお茶を飲みながら答えた
キィ
目に映ったのは
棺桶だった
真夜ちゃんはナイフを振り上げていた
泣きながら
走ろうとした
でも、動くどころか
倒れてしまった
バンッ!
私は、真夜ちゃんに向かって思いっきり
クッションを投げた
ε=ε=ε=ヾ(*。>ω<)ノ
薬の効果が薄まったのか
私の火事場の馬鹿力と言うやつなのかは分からない
でも、足が動いた
私はつまづいて閉まった
その弾みで、真夜ちゃんが階段から落ちた
外にて
フワッ!
その時風が吹いて
その人が被っていた
フードが取れた
ドスッ!
私、真夜は私が着ている服と
同じ髪型に真昼ちゃんを仕立てて
そういった
そして、ドスッ!
自分の胸にナイフをさした
私達は双子みたいな2人
ずっとズーと一緒だよ?
翌日
棺桶で手を繋いで寝ている
真昼と真夜の姿があった
真昼の顔は苦しんだような
醜い顔で
真夜は嬉しそうな顔だったという
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!