第19話

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2024/02/11 01:56
咲希、雫、彰人、司、瑞希を救い出した一行。
またもや奥に現れた階段を進んでいく。
おそらく先に進めばこの事件の黒幕……おそらくあのミクだろうが……に会うことになるだろう。
まああのミクは唯の愉快犯な気がしなくもない。穏便に帰れそうな気もする。
そして最上階。そこにはいつものような4つの部屋はなく、普通の広間が広がっていた。
そして真ん中に立っているのは、ミク。
ミク
ヤッほ〜☆
最上階まデおつかれサま!
一歌
これで私たちは帰れるの?
ミク
ウーん、マスター次第カナ!
一歌
マスター………そっか、ミクには操ってる人が必ずいるから……
寧々
黒幕は別に居る、ってこと…?
一歌
そうだね。
ミクはこちらをニコニコと観察している。まるでこれから起こるクライマックスを待ち侘びるように。
どうやら一筋縄では帰ることが出来なさそうだ。
愛莉
で、そのマスターは誰なのよ……?
ミク
マスターなラ、コこにいるヨ!!
こはね
ここって、つまり、
私たちの中に居るってこと……?
ミク
?ソウだヨ?
ミク
おしえテあゲよっカ?そレはn

ぶつっ。

ホログラムで出来ていたミクの身体が消える。
"マスター"が止めたのだろう。
彰人
くそっ、面倒くせぇことしてくれるじゃねぇか……
彰人
誰なんだよ!!!
冬弥
彰人、落ち着け。疑心暗鬼になってしまえば黒幕の思うツボだ。
彰人
チッ………
黒幕はもしかしなくとも人格が歪んでしまったのであろう人物。人を闇に落としてしまうくらいなのだから、疑心暗鬼など大好物だろう……

寧々
………ねぇ類。
寧々?どうしたんだい?
寧々
類でしょ。黒幕。


寧々が唐突に突きつける。その目はいつもと違い、氷のように冷たい。

寧々
顔に出てるよ。愉しい、って。演技しても無駄だから。
…………

途端、類の色気があり柔らかな表情から光が消える。口許には不敵な笑みが浮かんでいる。

ふふ、あははははははっ!!
流石幼なじみと言ったところだね、すぐにバレちゃったよ
彼は確かに人とは感性が変わっている。しかし今の彼からは確固たる"狂気"を感じる。
さぁ、フィナーレと行こうか
いやぁ、書きたかったんですよこれぇ……

ちなみに雫さん、彰人、司、瑞希の闇堕ち理由はあとがきで書きますので!!!すみません!!!

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