第13話

行動派
8,911
2023/01/19 10:51
目黒side

俺はしょっぴーに抱えられて、彼の家へ運ばれた。
そして、ソファーに寝転がり目を閉じる。

頭はボンヤリしていて、体は熱い。

「飲みすぎたな…」

と思っていると、
渡辺翔太
渡辺翔太
シャワーでも浴びてくるか。
と言ってしょっぴーの足音はどんどん奥へ消えていく。

俺は目を開けて、しょっぴーがお風呂に行ったことを
確認し、言うことを聞かない体と頭で家を出た。

向かった先は、

ピンポーン
わたし
わたし
はーい
ガチャ
目黒蓮
目黒蓮
よっ///
あなたの家だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなたside

もう23時半。私は大学の課題を終わらせるのに必死で、ずっとパソコンと向き合っていてやっと課題が終わった。

「はぁ〜、終わったぁ!」

と軽く伸びをしていると、


ピンポーン


こんな遅い時間にチャイムが鳴った。

「誰?」

そう思いながら、
わたし
わたし
はーい
と言って恐る恐るドアを開けると、
目黒蓮
目黒蓮
よっ///
すごく酔っ払っためめがニコッとして立っていた。
わたし
わたし
何事!?
目黒蓮
目黒蓮
まだ起きてたんだねぇ///
わたし
わたし
めめ酔すぎ!ってかなんでここにいるの?
目黒蓮
目黒蓮
なんででしょぉか!
そう言うと、
目黒蓮
目黒蓮
あなたちょっとこのままいさせてぇ///
とお酒の匂いを漂わせてめめは私を抱きしめてきた。
わたし
わたし
ちょっと!
私が何を言っても、めめの抱き締める力が強くて身動きが取れない。

私はポッケに入っていたスマホで翔太くんに電話した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翔太side

俺は風呂から上がって、髪を乾かしていた。

たまたまドライヤーの電源をオフにした瞬間

♪〜大好きだけど大好きだとは自分からは言わないね…

と電話がかかってきた。

パッと画面を見るとあなたからだった。
渡辺翔太
渡辺翔太
もしもし。
わたし
わたし
翔太くん助けて〜
渡辺翔太
渡辺翔太
どうした!?今家か?
わたし
わたし
うん…めめが…
渡辺翔太
渡辺翔太
えっ!目黒?
お風呂場を出てソファーを見るとそこには目黒はいない。

「あいつ…」
と思い、
渡辺翔太
渡辺翔太
今から行く。
そう言って電話を切った。

ドアを開けてあなたの家の方を見ると、目黒があなたに抱きついて寝ていた。

「何してんだこいつ」

と思ってあなたの方へ近づいた。
渡辺翔太
渡辺翔太
ごめんな、目黒がこんな時間に。
わたし
わたし
大丈夫だよ。私も大学の課題に追われてて起きてたから。
渡辺翔太
渡辺翔太
目黒帰るぞ。
目黒蓮
目黒蓮
ムニャムニャ
目黒は起きる気配がない。
わたし
わたし
私このまま翔太くんの家に行こうか?
その方が翔太くんも楽できるよね?
渡辺翔太
渡辺翔太
いいの?課題は?
わたし
わたし
ちょうど終わったとこだったから大丈夫。
渡辺翔太
渡辺翔太
ありがと。助かるわ。
わたし
わたし
でも逆にいいの?君ジャニーズだよ。
女家に入れて大丈夫?笑
渡辺翔太
渡辺翔太
なんかあったら妹って言うから大丈夫。笑
わたし
わたし
じゃあお邪魔しようかな。
渡辺翔太
渡辺翔太
おう…
あなたは抱きついた目黒と一緒に俺の家に来た。

目黒はソファーに寝かせて、手と足をガムテープで固定しておいた。

わたし
わたし
そこまでする?笑
渡辺翔太
渡辺翔太
する笑
わたし
わたし
翔太くんってほんとに
白Tにジャージなんだね笑
渡辺翔太
渡辺翔太
ファンのみんなに嘘はつかねぇよ笑
渡辺翔太
渡辺翔太
あなたも疲れてるんだし、寝なよ。
ベッド使っていいから。
わたし
わたし
いいよいいよ!私は床で!
翔太くんがベッドで寝なよ!
渡辺翔太
渡辺翔太
いや、じゃあ一緒にベッドで寝る?






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