翔太side
無事Snow Manの全国ツアーが終わり、
今日はメンバー全員で飲みに来ている。
ラウールは途中までいたが、
「お酒飲めないから帰るもん!」
と言って帰ってしまった。
もう飲み始めて3時間が経った。
俺と康二と阿部以外はみんなデロデロに酔ってる。
その流れで俺は目黒に聞いた。
そう言って目黒は寝てしまった。
もう23時になっている。
タクシーを手配し、お店の前まで来てもらった。
しかし、タクシーは最大6人までしか乗れない。
俺と康二と阿部は、メンバーというお荷物を抱えて、
家へ帰った。
そして、俺と目黒はマンションへ帰宅。
と大声で叫ぶので、俺は目黒の口を手で塞いだ。
「こいつどんだけ酔ってんだよ」
ご近所さんの迷惑にならないうちに、目黒を部屋まで連れて帰ることができた。
「はぁ、疲れた…」
目黒はソファーでスヤスヤと顔を真っ赤にして寝ている。
「シャワーでも浴びてくるか」
そう思った俺がバカだった。
♡×6
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!