第2話

☀️
1,969
2021/05/10 02:13
テヒョン
テヒョン
疲れたぁ…。。
お腹すいたし…。そうだ、もう家に何もないんだった。なんかデリバリーで頼もう…。
テヒョン
テヒョン
なんで家の電気ついてるんだろ…。おかしいな。



家の照明がついている。家には誰もいないはずなのに。強盗かもしれない。
テヒョン
テヒョン
どうしよう…
家には防犯システムがついてるからセンサーが鳴るはずなのに。



僕はペンケースからカッターを取り出し、身構えながら玄関に近づいていく。
テヒョン
テヒョン
戦ってやるぞ…



 
その時、



ガチャン!



扉が開いた。
ジン
ジン
やー!おかえり!テヒョナ!!!!
今日は遅かったなぁ!夜ご飯できてるよ!



そこには最近売れっ子俳優の顔が。

テヒョン
テヒョン
アンドロイドさん…ですか…?
ジン
ジン
何言ってんの!ずっと面倒見てきてあげたヒョンに酷いなぁ


アンドロイドは自身がアンドロイドということには自覚していない設定のようだ。


家の中からは肉の焼けるいい匂い。
ジン
ジン
ほら!早く食べようよ〜。
ヒョンもお腹空いたし





僕とアンドロイドの奇妙な生活が始まった。

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