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第16話

☀️
1,914
2021/06/02 11:47
ホソク
ホソク
おーい、テヒョナー
身体がぐらぐら揺さぶられる。
テヒョン
テヒョン
ん…
目を開けるとホソガヒョンが上から僕を覗き込んでいる
ホソク
ホソク
おはよう!
テヒョン
テヒョン
寝坊しちゃった!
ベットから飛び起き、服を着替え始める。
その様子を見てヒョンは笑い始めた。
ホソク
ホソク
ㅋㅋㅋㅋ。ゆっくりでいいよ。準備終わったらリビングおいで〜

ヒョンは部屋から出ていった。
時計は7時を指している。こんな時間からどこでダンスの練習をするのかな?






準備を終え、リビングへむかう。
するとコーヒーのいい匂いが鼻をくすぐる。
ホソク
ホソク
はい、ちゃんと砂糖とミルクも入れといたよ!
コトンっとダイニングテーブルに湯気のたったコーヒーをおく。
テヒョン
テヒョン
ありがとうございます! ゴグ…ゴグ…。
ホソク
ホソク
テヒョナちょっと見ない間に大きくなったなぁ。学校は楽しい?
ヒョンは僕の前に座り、スマホをいじりながら言う。
テヒョン
テヒョン
…まあまあです。
ホソク
ホソク
そうかぁ。ヒョンとナムジュナも来週から学校行くからね!
テヒョン
テヒョン
(そうか。同じ学校通うのか…。ちょっとやだな。)


しばらくして…。





ホソク
ホソク
よし!そろそろ行こっか!
テヒョン
テヒョン
はい!
僕らは家から出発した。
今日は快晴で雲ひとつなく、風が心地いい。

10分ほど歩いていると…
ホソク
ホソク
ここだよ〜
小さなビルの前にたどりついた。
テヒョン
テヒョン
ここ、いつも学校行くときに通ってます。
ホソク
ホソク
ここ実はダンススクールなんだよ〜。気づかなかったでしょ。さ、入ろう!
ギィ…。
重い扉を押し、薄暗いビルに足を運ぶ。

102 103 104 と部屋が並んでおり、ヒョンは一番奥の一番大きな部屋に入り、電気をつけた。
テヒョン
テヒョン
うわぁ、すごい!

壁全面が鏡になっており、沢山のスピーカーが置かれている。よくテレビで見る練習部屋だ。

ヒョンはストレッチを始めた。
ホソク
ホソク
テヒョナも一緒にやろ〜
テヒョン
テヒョン
はぁい

30分ほどストレッチを一緒にした後本格的にダンスの練習が始まった。

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