第13話

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2019/08/25 08:24
あいつはよく悩む。
ずっと。ずっと。
今日こそ、あいつに。告白する。
シルク
シルク
あなた。
あなた

…はい。

シルク
シルク
大丈夫か?
あなた

…っ

あなた

もうダメです…耐えきれません…。。。

シルク
シルク
あなた!
あなたはその場にしゃがみこみ、泣いていた。
放課後、学校には誰もいなかった。
シルク
シルク
あなた、、、行こう。話聞くよ。
あなた

すいません…

シルク
シルク
謝んな。
俺は、玄関に連れて行った。
で、話を聞いた。
あなた

クラスのみんなに無視されるんです。仲間はずれにされて…

あなた

辛くてっ…

シルク
シルク
ごめん、、、、
あなた

え…?

シルク
シルク
気づけなかった。
あなたを抱きしめた。
壊れそうになるくらい、抱きしめた。
あなた

先輩は、なんでいつもこうしてくれるんですか?

あなた

こんな私を守ってくれるんですか?

シルク
シルク
それは、お前が大切な後輩だからだよ。
シルク
シルク
好きだっ。あなた。俺にあなたを守らせてくれないか…?
あなた

はい…!

え…?はい。って今言った…?
シルク
シルク
嘘…
あなた

ほんとですよ!笑笑

シルク
シルク
え、俺初めての彼女…
あなた

え!こんな私でよかったんですか?

シルク
シルク
お前がいいんだよ。なぁ、敬語禁止。先輩も禁止。
あなた

え!無理です!

シルク
シルク
敬語使ったりしたらあなたからキス。
あなた

え、分かったよ…もう…

シルク
シルク
ふふ…
シルク
シルク
帰ろ。俺がなんとかするから。
あなた

うん、ありがとう。

そう言って手を繋いで帰った。

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