第77話

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2018/10/10 13:52

気づいたら、保健室の白い天井が見えた。




さっき起きた時と同じ状況。

やっぱり、さっきの幸せは夢だったみたい。





でも、さっきとは違って既にベットの隣のいすにユンギ先輩が座っていた。




あー、ほんとに付き合えてたなら良かったのにな




もう1回、ユンギ先輩に気持ちを伝えなきゃ




あなた

先輩、好きです



ユンギ先輩は夢の中で見たのと同じような驚いた顔をした。


ユンギ
ユンギ
知ってるけど
あなた

え、なんでですか?

ユンギ
ユンギ
付き合ってんじゃん、俺ら
あなた

ユンギ
ユンギ
え?


夢じゃなかったみたい!!!!!((天然




あなた

夢かと思いましたー

ユンギ
ユンギ



鼻で笑われました



ユンギ
ユンギ
夢かもよ
ユンギ
ユンギ
俺は何回も夢でお前に会った



ん、なにこれ。





私は全然夢で会いたくても会えなかったけど

ユンギ先輩の夢の中で、私は先輩と会ってたんだ。




うん、好きです((




ユンギ
ユンギ
体育祭もう終わるぞ
あなた

え、私走らないじゃんやったー

ユンギ
ユンギ
係の仕事あるけど
あなた

あー、そうでした頑張りまーす(棒)

ユンギ
ユンギ
…手伝ってやるよ


なんか今までと違って優しすぎるんだが、


あなた

なんで優しいんですか今日は

ユンギ
ユンギ
なんだろうな


そう言って私の目見て考えてるけど、

そんなに見つめられたら好きって叫びたくなっちゃうから急いで逸らすよね←



ユンギ
ユンギ
お前のことが好きって気付きたくなかったんだと思う。
ユンギ
ユンギ
それを、今日諦めた
ユンギ
ユンギ
それだけ。




ユンギ先輩の一言ひとことに惚れるから、今度からは話半分で聞こうって思った。((




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