嫌われたら、終わりじゃん
どうしよう…
待って、
いきなり名前呼び捨ては心臓に悪すぎる。
ああああー
あー、教えてるんだけどな、
頑張ってるつもりなんだけどな、
ヨジャたちはユンギ先輩にはいい顔して、
もうやだ。
ユンギ先輩が出ていってしまった。
またヨジャ達がおしゃべり始めちゃったし…
とりあえず、無視して説明は一通りした。
そういうと、ヨジャたちが黙った。
他のヨジャ達は大爆笑。
私は一人でぽかーん。
こっちのセリフじゃないですかって
呆れたわ、もう。
そういったら、みんなガヤガヤしながら出ていった。
結局、誰も質問しないんかいっ。
ひとりのヨジャが私の前を通る時、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!