とある村にて
トコトコ(((((*´・ω・)
ひっ、ヒィィィ!こ、こいつだぁ!!
え?なになになに??
お、お前が…霧隠れの元暗部の抜け忍を瞬殺したっていう…!
なんで知ってんの?
た、たまたま見てた奴がいたんだよ!!!お、恐ろしい!この村に来るな!
なんで?別に勝手でしょ?そーゆーの
てか、お前の顔どこかで見たことが……!!
あ、あいつだ!!!100年ほど前のあの『バケモノ』!
ピクッ
そーいえば書物にあったな…ま、まだ生きてたのかよ!
本当のバケモノだ!!出てけよ!死ねよ!
ドクンドクン(そうか、何故か懐かしい漢字がすると思えば…ここは私が産まれたあの村だったか…)
千手とうちはの血が混じってるなんかバケモノだ!しかも日向まで混ざってる!
ここで殺しちまった方がいいだろ!
(なんで…?100年前と人が全く変わらないじゃん…こんなんで本当に平和になるのか?)
殺せぇぇぇ!
(なんで…なんで…ナンデ…)
おらぁぁぁ!(斧を振り下ろす)
パシッ(手でとめる)
ヒッ!
ねぇ…なんで…なんで…ミトメテクレナイノ?
ヒィィィ!
ネェ、ナンデ?
そ、そんなの!お前がバケモノだからに決まってんだろぉ!お前は生きるべきじゃねぇんだよ!
不老不死とか気持ち悪ぃ!
(ここの人達は絶対私も認めて貰えない…ならさ…)
殺してもイイヨネ?
ヒュッ
ズシャッ(奪った斧で襲ってきた奴を斬る)
き、きゃぁぁぁぁ!!
その時は、ちょうど綺麗な満月だった
ズシャッグサッ
うわぁぁぁぁぁ!!!
綺麗な満月の筈なのに、この日は…
最悪の満月だよ…
水たまりに映る満月は血が混じり赤く、まるで血のように赤く光っていた…
辺りは血の海と村の皆の死体
手に残るのは人を斬った生々しく、気持ち悪い感触に村のみんなの返り血…
身体中にべっとりとついていた…
………
(私は、ただ、認めてもらいたかったんだよ)
(昔、村のみんなに認めて貰えなくて、暴力を受けてばっかで…どうしたら認めてもらえるかを必死に考えてた)
(修行をして、強くなって、そしたら認めてくれると思ってたのに…)
(ますますら気味悪がられた)
(でも、そんな私を認めてくれたのが柱間とマダラだったんだよ…)
(私はその時思った…)
何があっても、この2人を守り抜こう…
(でも、結局マダラは闇に染って助けられず、柱間に親友を殺させてしまった…これは私の力不足)
(守りきれなかった…今だって、もう守るべき2人はもういない…)
(あれ…?)
じゃあなんで…私って生きてるの?
守るべきものはもうこの世にはないよ…木の葉を平和にするって約束したけど…ごめん、柱間…
もう無理だ…
あんなに賑わってた村の奴らを、私が皆殺しにしちゃったんだからね
(私はもう、木の葉を守る資格はないよ…)
(こんなの…)
ただの、『殺人鬼』じゃん…(泣)
誰か…私に…光を…下さい(泣)
柱間ぁ…マダラぁ…グスッ
そして、ある場所では…
皆、新しいメンバーを入れたいと思う
はぁ?新しいメンバーだぁ?
どこの忍だ
そうだな…木の葉というべきか
なんだ、あやふやなのかよ
そいつは、100年もの間眠っていたあの森に眠る少女だからな
?!てことは目が覚めたということか
ああ
その子、自分の故郷の村の住民をたった数分で皆殺しにしたのよ
今も、人を見つけては殺し続けてるらしいわ
そいつは今、心身ともに不安定な状態。自分の居場所を探しているらしい
そこで我々『―』が迎え入れるということですね
ああ
で?そいつの名は
『夜桜 彩葉』またの名を…『千手 彩葉』『うちは 彩葉』
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ここまで!!
いきなりのシリアス!
次回お楽しみに!
アディオス!!( -`ω-)b
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。