食事のあとは 、疲れたのか毎回眠ってしまう雄也
知念とたわいのない会話をしていると 、
涼介が入ってきた
申し訳なさそうに謝ってから 、
近くの椅子に座る涼介
腕組みをして考えている
このままだと雄也が辛い思いするだけだから 、
副作用は強くなっちゃうけど安定剤の点滴と
栄養の点滴をしてあげたい
'' 頑張ってもらおう '' と言うと 、各々が動き出した
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点滴の準備をして 、雄也を起こすことに
寝起きはグズグズさんだな 〜
なかなか手こずりそう 💦
やっぱりそうなるよね 、
でもここは俺ら皆で説得することに
痛みは鎮痛剤で緩和することにして
苦しいのは避けられないけど 、頑張ってもらおう
雄也の同意を得て 、点滴をすることに
右腕にギュッと力が入っているのが分かる
点滴スタンドが2つになり 、移動が大変になりそう
目にいっぱい涙を溜めて 、こちらを見つめている
手を広げると 、
まるで子供のように泣きながら抱きついてきた
雄也の頭を撫でながら 、背中をトントンする
意外な質問に 、それぞれが考え込む
そして出た答えは ...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!