前の話
一覧へ
次の話

第6話

ごー。
111
2019/03/02 22:46
宮水花乃
えっ?
小岩井くんが神崎さんの上に乗っていた。
馬乗りってことかな。

そこに見え隠れしているのは
神崎さんの胸だった。
宮水花乃
なにしてるのっ!
神崎美琴
はぁ…はぁっ…助けて…!
黄瀬瑠奈
黙ってろよ
がん!

黄瀬さんが神崎さんを蹴飛ばした。
宮水花乃
や、やめてっ!
私は叫ぶ。
神崎美琴
助けてっ!
小岩井湊
あ、そーだ
急に小岩井くんが何かを
思いついたように言葉を発する。

そして神崎さんに向き合いこう言った。
小岩井湊
美琴が宮水さんを売れば助けてあげよう
宮水花乃
はぁ!?
神崎美琴
えっ!?
小岩井湊
美琴、どうする?
小岩井が神崎さんの耳元に囁く。
愛おしそうにでも、狂気をもち、
悪魔のように囁く。

プリ小説オーディオドラマ