小説更新時間: 2024/04/18 15:56

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コーヒーゼリーのような人

コーヒーゼリーのような人
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彼はコーヒーゼリーを食べていた。


不思議な雰囲気を放つ彼が


どこか気になって


私も同じコーヒーゼリーを頼んだ。


「苦い……」


「コーヒー苦手?」


「うん」


「なら頼まなければいいのに」


少し笑ってまた食べる。


私もそれを見て食べた。


やっぱり苦いと思っていると


彼は生クリームを頼んでくれた。


「合うから。どうぞ」


「ありがと」


生クリームをコーヒーゼリーに乗せる。


甘さがちょうど良くなり、笑みが溢れる。


彼はまた笑って1口食べた。

チャプター

全13話
13,948文字
あぼです。

あぼです。

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