作間side
ん?電話だ!
せいら?!めずらしっ〜
作間「どーした??」
せーら「どーした!じゃないわー」
作間「え、なに」
せーら「あなた、迷子になってるよ」
作間「え」
せーら「なんで、一人で行かせたの?」
作間「ごめん。」
作間「今すぐ行く!待ってて」
[10分後]
作間「あなた〜〜〜!!!!」
『さくちゃーーーん!!!』
作間「ごめん、一人で行かせて」
『いや、全然だいじょーぶ!』
そーすけ「お前、なにやってんの?」
そーすけ「なんで、一人で行かせたの?」
『いやもう、いいから〜』
作間「ごめん」
そーすけ「ごめんで済むわけねーじゃん」
せーら「そーすけ!」
そーすけ「こいつのこと見とけよ!」
『もーいいから!』
作間「ほんと、ごめん。」
『もう、さくちゃん行こ。』
作間「え、でも…」
『いーから!呆れるよ。なんでこんだけで怒んの』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。