あなた side
片付けとか 色々してて気づいたら 朝になっていた。泣いたせいか 目は腫れてるし
なんか、顔が重いんです。なんで、笑 こんな気分で 学校にも行きたくないし
でも、行かんと留年になっちゃうし あーもうめんどくさいな。笑
まぁ、今日1日行ったら次休みだし 山本頑張れ笑
昨日のことがあってから 誰の顔も見たくないし、声も聞きたくない。
エレベーターで下に行ったら 今日は 全員揃いだった、先輩方もいた
ダメだ。 誰かの声を聞いただけで 涙が出ちゃう。なんで …
いや、なに、。元はと言えば 梨花がやったことで私は へこんでるんですけど。
何平然としてられるの ?? まじでなんなん
駿佑に言われたら なんか、やばい。けど、もうここにはいたくない。
その時だった 。スギちゃんがお迎えに来てくれた
そう言って 車の中に乗った。 ほんとになんか、みんなが怖くて、どうしよう。
信号を曲がって りんの家に着いた。
いつものように 挨拶をして車を走らせた
もう、無理かもしれん。そんなことで落ち込むって思うけど 色々とやられたの。
食器とか これから必要なものとか。はぁ。
西門から玄関に行く時に みんなの視線が 異常に気になってしまう。
それに なんかこっち見てるし、なんか悪いことでもしたかな ??
玄関入った先には 新聞記事みたいなのに、私のことが たくさん書いてあった
りんと付き合ってるってとか 駿佑とヤッたとか。 中学校の頃とか
こんなの見られたら これから学校来れないよ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。