今日は4月8日。私が通う高校の入学式だ。
正直、私はどうでもいい。
普通はワクワクが止まらないんだろうが。
私には不安しかない。
また前みたいに面倒なことが起きるくらいなら…
不快な思いを与えたり、迷惑をかけたりするなら…
私は1人でも平気。なはず。
こういう会話をする相手はいない。
だからといって、別に
新しい友達が出来る自信もない。
なーんて、脳内でぐるぐる考えながら
気を抜いてぼーっと歩いてたのがダメだった…
「気を抜くとドジを踏む」
自分が一番知っているはずなのに。
ドン
誰かとぶつかった…
目鼻立ちの整った綺麗な顔。
細身ですらっとしたスタイル。
やってしまった!
…え?顔が近づいてくる…
真新しい制服を見てみると、
濡れていた上にベトベトしていた。
ぶつかった男の子は、
炭酸を飲もうとしていたところだったのだ。
最悪だ…制服汚れた…
てそれより、凄く目立ってる!
え、えっと…
気づいたら顔を背け、走り出していた。
はぁはぁ。
Next…
上手く書けた自信がないです。
アドバイス・感想お願いします。
今日か明日には続き出します。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!