第34話

1日だけ...
1,077
2018/02/01 12:38
澄空Side

朝食を食べ終わって
イヤーフックを耳にかける
モトキ
モトキ
校則でダメなんじゃないの?
澄空
澄空
それは、中学時代、今の高校は自由じゃん
モトキ
モトキ
そうだな
ネックレスを付けようとするがなかなか付けられない
モトキ
モトキ
付けるから待ってて
澄空
澄空
んー
付けてくれて、

いざ、学校に
モトキ
モトキ
行くぞ
澄空
澄空
ああ、
学校に着き、教室に入るとざわざわした
男子
...ハッ、カッコづけてんじゃねぇよ
女子
そ、そうだよ、ねシルク
シルク
シルク
...おう
澄空
澄空
さっきからごちゃごちゃうるせえなぁ
女子
え?
澄空
澄空
とりあえず、黙ってろ
いつもとは違う
この私は、中二の時の私だ
男子
指図すんじゃねぇ
澄空
澄空
だったら、お前もな





私はとりあえず、授業を終わらせ、
放課後に校舎をうろついた
姫優
で? なんかあった?
美香
美香
い、いえ
もう、やめてあげてください
姫優
うるせえなぁ
澄空
澄空
あのさぁ、何してんの?
姫優はびっくりする
姫優
澄空、その格好...
澄空
澄空
あ? 文句でもあるわけ?
姫優
...なんで
澄空
澄空
たまたま、昨日聞いちゃてねぇ
姫優
なんだ、聞かれてたんだ...なら
姫優は鉄パイプを持つ
澄空
澄空
やりあおうじゃない
姫優が鉄パイプを振りかぶってくる
だがそれをかわしてすぐに壁まで抑え込む
姫優
っ﹏
澄空
澄空
お前さぁ、どれだけみんなを苦しめんの?
姫優
それは...
澄空
澄空
二度と同じことすんな!
すると姫優は私のお腹を蹴って飛ばす
澄空
澄空
くっ
姫優
うるさい、澄空よりも上って証明しなくちゃ!
顔を1発殴られる
けど私は、両腕を掴んで
姫優を倒す
澄空
澄空
私よりも上がいいなら
他人を脅すな
教えただろ
私はただ、暴力が出来ただけ
姫優
...
澄空
澄空
いいか!
人を脅す事は、自分の
弱さを隠すことだ!
私よりも上にいくんだったら
弱さを知れ!!
分かったな
姫優
...はい
私は姫優から離れた
澄空
澄空
いいか、他人の弱さにつけ込むんじゃない
分かったな
姫優
はい、族長
澄空
澄空
もう、私はやめたよ
姫優
...そうだったね
じゃあ、私はこれで
姫優は去り際に
姫優
もう、他人を脅しません!
澄空
澄空
当たり前だ
しばらくして
美香
美香
大丈夫?
澄空
澄空
平気
美香
美香
ねぇ、族長って?
澄空
澄空
...私ね、中二の時ヤンキーだったんだ
衝撃告白をする
美香
美香
本当に?!
澄空
澄空
うん、今はやめたけどさ
すると
シルク
シルク
澄空〜
ポッキー
ポッキー
...大丈夫だった?
はじめ
はじめ
顔いたそー
ンダホ
ンダホ
やられちゃた?
マサイ
マサイ
無事?
澄空
澄空
大丈夫だよ
私はネックレスと、イヤーフックがあるか確認する
沁闇
沁闇
心配した...
澄空
澄空
美香が教えてくれそうになったから気付いたんだよ、ありがとね
美香
美香
ううん、私なんか...
マサイ
マサイ
お前も、脅されてたんだろ
美香
美香
でも
澄空
澄空
いいんだよ、みんなありがとうね
全員
こちらこそありがとう!











作者コメント
氷空
氷空
中二の頃はヤンキー設定!
色々ゴタゴタでしたが
そろそろ学園祭が始まります
そこんとこ、よろしく!!

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