第4話

☪×2
8,547
2020/12/26 06:04
五条悟
五条悟
ほら、着いたよー
(なまえ)
あなた
…お墓、です?
五条悟
五条悟
うん、そう(*^^*)
そう言って口元がニヤリと笑ったように歪む。
事実、ニヤリと笑ったんだろうけど。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
あ、先生!
ある墓石の前で手を合わせていた少年(同い年)が駆け寄ってくる。
反射的に僕は兄さんの後ろに隠れてしまった。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
あれ?俺以外にいるんだっけ、今日入る一年。あ、もしかして二年生とか!?
五条悟
五条悟
いーや、違う違う。
この子は僕の妹でね、あなたって言うんだ。
僕が自己紹介するより先に兄さんがしてしまった。
まぁいいけど。楽だし←
(なまえ)
あなた
…あなたなのです。よろしくお願いします。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
あなた、よろしくな!
ニコッと笑う。
すごい。
この人、僕みたいに制御するためのものは何も身につけてないのに、あの宿儺相手に楽々自我を保ってる。
考えていることがわかったのか、兄さんは僕を見てフッと笑った。
五条悟
五条悟
千年生まれてこなかった逸材だと僕は思うよ。まぁ、あなたもあなたでこれまたすごいと思うけどね☆
(なまえ)
あなた
あ、なんて呼べばいいですか…?
(またもガン無視)
虎杖悠仁
虎杖悠仁
悠仁でいいんじゃん?
(なまえ)
あなた
うーん…やっぱりクン付で(((
悠仁クン、これから頑張ろうです♪
(音符ついてるけど無表情だよBy作者)
虎杖悠仁
虎杖悠仁
応!!
五条悟
五条悟
( ´・ω・`)マタボクムシサレタ?
まぁ、シスコン馬鹿兄さんは置いておいて。
そのあと面接に行くことになった。
歩いていくと、山の中のような場所に着いた。
学校…なんか雰囲気が好きかも←
虎杖悠仁
虎杖悠仁
スゲー山ん中だな。
ここ本当に東京?
五条悟
五条悟
東京も郊外はこんなもんよ?
(なまえ)
あなた
そうですよ。
でも排気ガスまみれのあっち側よりかはこっちの方が百億倍良きなのです。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
…なんか恨みでもあんの?
五条悟
五条悟
さぁね
ここ、東京都立呪術高等専門学校は日本に二校しかない呪術学校の片方…らしい。表向きとしては私立の宗教系学校として成り立っているらしい。バレないのかな…(((
虎杖悠仁
虎杖悠仁
伏黒は?
あぁ、そういえば悠仁クンは伏黒クンに助けて貰ったんだっけか。
五条悟
五条悟
術師の治療を受けて今はグッスリさ
(なまえ)
あなた
有能なのです✨
五条悟
五条悟
あなたも回復系というか、医療系につく?
(なまえ)
あなた
嫌です。僕は意地でも呪霊を…あ、いや、百鬼姫はちょっと仲良くなっちゃいましたけど、祓いたいんです。自分のように苦しむ人を減らしたいのです!
キュッと手をむすんで、必死で訴える。
やっぱり兄さんは不満そうに口を尖らせた。
悠仁クンはと言うと、僕のことをジッと見つめていた。何も言わないまま。
五条悟
五条悟
…ま、とりあえず悠仁はこれから学長と面談ね。
虎杖悠仁
虎杖悠仁
学長…
五条悟
五条悟
下手打つと入学拒否られるから気張ってね!
虎杖悠仁
虎杖悠仁
ええっ!?そしたら俺即死刑!?
(なまえ)
あなた
oh…()
すると、何処かから声がした。
なんだ。
貴様が頭ではないのか?

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