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第3話

上品な笑みはどこかに行ってしまい、ニコニコと無邪気に笑う彼女は年相応でとても可愛い。女の私でもドキっとしてしまうくらいだ。オスマンが教室の扉を開け、私も彼女に続いて入室する。新しいクラス。知っている顔もいれば、見たことある顔も。まったく知らない顔も私達を見ていた。
あなた

おはよー

そんな皆に挨拶をし、私達はそれぞれ席に着いた。

***

彼女と共に食堂へ行く。運動部が占領していた席が空き、私達はテーブルを挟んで二人掛けの席に座った。彼女を残し、私はうどん定食を買いに行く。
チッスチッス。あなた、今日の日替わりとんかつやったで
あなた

あー、ゾム。え、マジで?あー、どうしよ…そっちにしようかなー…

券売機の前に並んでいたところで、後ろから声をかけてきたのはゾムだった。うどん定食と日替わり定食は同じ値段で食べられるのだが、そのメニューがとんかつと聞き、結局「日替わり定食」のボタンを押した。
zm
今日は弁当ちゃうの?
あなた

お弁当だけど、それは部活前に食べるの

zm
食べすぎちゃう?え、女子ってそんなに食うもんなん?
ゾムが若干引いてる。しょうがないじゃないか、食べたいものは食べたいのだから。
zm
お前の友達のあの…背でっかい子おるやん。あいつ、あれしか食わんのやろ?あれが普通なんちゃう?
彼の視線がオスマンへ向く。彼女のいる方へ目を移した
zm
で、あいつも一緒に食べるご予定なん?
そこには、オスマンに声をかける男の姿
あなた

いや、知らない人。他人。ほんとモテるよなー、オスマン

zm
綺麗やもんな。俺は好きちゃうけど
食券をカウンターに出し、トレーを受け取る。まずは漬物とサラダを受け取り、トレーを持ってメインディッシュが出てくるところへ移動する。列が形成されており、先頭に行くまでゾムとゆっくり話が出来た。彼と別れ、オスマンの元へ戻ると小さな可愛らしいお弁当箱を広げ、スマホを操作していた。
あなた

あれ?さっきの男子は?

osmn
ん?よう分からんけど、あなたに用があったらしいわ
あなた

私に?

osmn
うん
あなた

なんて?

osmn
知らん
まあ、そう言っておきながら、オスマンと喋りたかったような気もするけど。
osmn
結局日替わりにしたんやな
あなた

そうそう。ゾムがね、今日はとんかつやで!って寸前で教えてくれたからこれにした