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第23話

osmn
書道部に入るんで
分かった。それと修学旅行の班も、
osmn
分かってます。一人でいいです
先生がここまで気を使うのは、俺の家が地主だからだ。権力を持った家には逆らえないということ。こっちこそ申し訳ない気持ちでいっぱいだ。きっと父さんが学校に圧力をかけて、俺が女装でいることに無理やり同意を得たんだろう。
…ちなみに、仲の良い奴とかいるのか?
浮かんだ顔は一人。
osmn
…いえ、特に
幼馴染に迷惑はかけたくない。
お前のお母さんが話してくれたが、近所だったか?に住むあなたとはうまくやってるんだろ?昔から家に泊まったりしてたとか
しかし俺の気持ちは届かず、どうやらその情報は先生にいってたらしい。
osmn
兄弟みたいな感じです…
先生は納得し、俺は解放された。

***
あなた

オスマン暑くないの?長ズボン

osmn
暑くないで?
あなた

いつも長ズボンだよね、半ズボン履いてるとこ見たことないかも

筋肉ついてる俺の脚見たら、あなたは何て言うんかな。筋張った筋肉は隠せない。
osmn
あなたは冬も半ズボンやん
あなた

だって、半ズボンの方が走りやすくない?

スポーツテストは校庭や体育館を生徒達がぐるぐると回って、それぞれの種目を受ける形式になっている。先程はボール投げをしてきて、一応手は抜いたがそれでも男子の運動音痴くらいの距離は飛んだ。

「肩には自信があるんだよね」

と得意気な顔をしたあなたは、そこまで飛ばなかった。
あなた

肩あったまってないのかも

osmn
ははっ、なんやねんそれ
肩をぐるぐると回しながら、彼女はぶつぶつと言う。その言い方がなんだかおっさん臭くて、思わず吹き出してしまった。
あなた

なんでさ、オスマンも私も運動部に所属してないのに、オスマンはこんなに運動できるんだろうね

軽くストレッチをしながらあゆが訪ねる。
osmn
…なんでやろうな
俺が男やからやで。

たった一言、この言葉が言えたらどれだけ楽なんだろう。

*side あなた*
あなた

ゾムー!そっちのクラス、椅子とか余ってない?

zm
おー。いや、どうやろな…ちょっと待って
学園祭まで数か月を切った。その間にやるべきは、色々な手配。

例えば私達のクラスなら、調理器具を調達したり、椅子やテーブルを確保したり。
その他にも男装、女装するための衣装やテーブルクロス…まあ、色んなものがあるのだ。

私はテーブルや椅子を調達する係に任命された。