第13話

🥀12
11,567
2023/02/06 01:43
それから私達は


それぞれお風呂に入った





本当は先生と一緒に入りたかったんだけど


数ヶ月ぶりの先生との再会だったし


先生の家にお泊まり出来るなんて


朝の時点では夢にも思ってなかったわけで…




私今日どんな下着だったっけ…?


とか


お泊まりってことは…このあと先生と…


とか



そんなことを色々考えちゃって


いきなり先生と一緒にお風呂に入るの無理なんだけど




そんな結論に至った




だって


この数ヶ月



受験の為に勉強ばっかりで


正直女として終わってた…



久々に会った先生は


相変わらずこんなにかっこいいのに、、


そんな先生に今日抱いてもらえるかもなのに、、



自分の身体の状態が不安すぎる



先生に身体見られる前に


せめて1人お風呂で状態整えておきたい



そんな乙女心




そうは思っても


なかなか“1人で入る”と言い出せずに


なんとなく流れで


先生と一緒に浴室前の脱衣所まで来ちゃったんだけど…



あなた
私…お風呂1人ではいる…




ここで言うしかないと


やや挙動不審にボソッとそう伝えたら




TH
TH
なんで?




と、


先生は着ていた黒いタートルネックを脱いで


上半身裸になった所だった



あなた
………///





久々に見た素肌の先生




色気やば…





やっぱり私


離れていたこの数ヶ月で


先生の色気への免疫が完全に落ちてるんだけど…




普段は綺麗に隠されている先生の素肌が


いきなり目の前に現れて


発せられる大人の色香に眩暈がしそうなくらい




あなた
先生に抱いてもらえる身体かチェックするの





さっきまで挙動不審だったくせに


こういうことははっきり言えちゃう私




先生も笑ってる




TH
TH
もし
そのチェックが通らなかったら
どうするの?ㅎ

あなた
なにがなんでも通します

TH
TH
そㅎ



先生はクスリと小さく笑うと




TH
TH
じゃあ先に入りな
TH
TH
チェック頑張ってㅎ


脱いだばかりの服を適当にポイっとカゴに放ると


先生は上半身裸のまま


ひらひらと手を振って脱衣所を出て行った






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