第514話

2周年
5,950
2020/10/11 02:49







side:佐藤
















このメンバーでよかった。


安心できるようになったのはいつから?


そう言われたら案外つい最近かもしれん。


でも何故か、もっと昔から心を


許してた親友のような感覚がする。


そんなことを思わせてくれるだいすきな7人。




































『…2周年、か』



西畑「あなたー、あなたー、
あ、あなたおった。なんしとん」



『ん、なんも。なんか用やった?』



西畑「いやそっちが自販機行ってから
なかなか帰ってこなかったんやん。
もうそろメイクの時間始まるし
恭平が総出で探せってうるさいねん」



『なにかくれんぼしとんの?たのしそ』



西畑「楽しそうちゃうねんこれから収録や!」











































わたしが楽屋からいなくなって、


最初に見つけてくれるのはやっぱりこの人。


ほんま手がかかわるわー、とかめんどくさ、とか


最近ブツブツ言うようになったんやけど


なんやかんや言うて一番に心配してくれる。


次に見つけてくれるのは、、、。












































大西「大ちゃ〜〜〜ん見つkあ"ー!!!!!
おった!!!!もうあなたちゃん?!?!」



『ワーミツカッター』



大西「かくれんぼちゃう!!💢
ほんまに連れ去られたかと思ったわ!」



『ごめんごめん、ちなみに鬼あと何人おる?』



大西「全員激オコの鬼の角はやしとる」



『キャー!』
















































普段は甘々やのにこう言うことになるとすぐに


怒ってくる心配性。勝手にどっか行かんといて!


絶対連れ去られるから!がお決まり文句。


彼もなかなかに心配してくれる。


楽屋戻んでー、なんて2人と一緒に


歩き出していたら前から影が、、、。



















































道枝「…あなたちゃん💢」



長尾「ガッチリ拘束されてるWWWWWW」



『ちょっと2人とも助けてやー、
両隣(大西畑)腕掴んでくるねんけど』



道枝「あなたちゃんが自由すぎるのが
いけないんじゃないんですか?ほんまに」



『道枝こわいごめんゆるして』



道枝「…勝手に俺の前から
いなくならんといてください、」



『………う"っ』



長尾「あなたちゃん鼻血鼻血??!!」



















































この2年間で一番距離が縮まったとわたしは


感じてる2人。いい意味で先輩後輩感がなくて


最初遠慮気味だったのが嘘みたいやもん。


年下から心配される年上もどうかと思うけど。


そんで楽屋近くで出待ちしている奴らは、、、。
















































大橋「おかえり〜〜〜!!!」



藤原「佐藤あなたwithBみたいな
雰囲気出してくるんやめろし」



西畑「すいません、AB型です」



大西「僕はO型」



道枝「O型です(笑)」



長尾「I am B!!!!!」



藤原「血液型の話ちゃう」



『笑』



大橋「お姉さん事情聴取したいので
楽屋までご同行願えますか?」



『いやです』



大橋「拒否らんといて?!」














































安心と安全と信頼の2人。きっとわたしが


いつ戻ってきてもいいように楽屋付近に


おってくれたんやろう。そこも彼らなりの


良い配慮だと思ってる。何様や自分。


………1人足りないって?ああ、あの人ね。















































"バーンッ!!!!!!"



高橋「あなた!!!!!!!!!!!!!」



『』



道枝「?、?」



藤原「おー恭平おかえり随分と息切れで」



高橋「誰かさんのお陰っすね!!!!!!!」



大西「メイクするから落ち着いて(笑)」



高橋「ほんまあついしなんであなた
みっちーの後ろに隠れるん!!!!!!!!」



『声でかい』



大橋「恭平どこまでいってたん?(笑)」



高橋「女子トイレっす」



『入った?』



高橋「いやそこまでせんし。10分経っても人の
気配なくて急いで戻ってきた。ほら、おいで」



道枝「…お、おまえに
あなたちゃんは渡さへんからな!」



長尾「なんか寸劇始まった」



高橋「………あなたを返せ!俺のや!」



道枝「いや!あなたちゃんは俺のものや!」



西畑「イケメンに
取り合いされてるご感想は?」



『、、、私、物じゃないので。人権ください』







































ほんま、こんな意味わからんアホみたいな


会話できるのもこのメンツだからこそやし


あの日に発表されたグループに


大吾の名前が、流星の名前が、長尾の名前が、


みっちの名前が、丈の名前が、大橋の名前が、


恭平の名前が、そしてわたしの名前が、


あったのは全部偶然でも運命でもない


必然やったんやなって思うと泣けてきそう。


愛しくて、抱きしめたいだいすきななにわ男子。

















(佐藤「総論みんなだいすきてこと」)

(西畑「ブッ、いいいいいきなりなに?」)

(高橋「俺もあなたのことすきすきすき」)

(大西「僕もみんなだいすき〜〜〜〜」)

(道枝「あなたちゃんデレるの珍し」)

(長尾「そういえば僕ら2周年っすね!」)

(藤原「よっしゃ飯食いに行こう
    リーダー(仮)の奢りで」)

(大橋「(仮)なのに奢らなあかんの?!」)










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遅すぎ御免なさいぴえん〜〜〜
累計300万👀越えありがとうございます!♡



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