side :佐藤
『 冗談なら今すぐやめてください 。
武道習ってるんで社長でも投げ飛ばしますよ 』
社長「 はは 、ごめんね 。冗談ではないんだ 」
金内「 … あのな!!!俺っ 、、!!!」
社長「 金内 。良いよ 。私から言う 」
金内「 っ …… すいません 、」
『 … とーま??ねえ?嘘でしょ??』
平野「 … は??柊真??」
金内「 、、、ごめん 、」
社長「 みんな分かった通り 、1人目は金内だ 。
彼はジャニーズを卒業するそうだ 」
『 そつ、、、ぎょう、、、??
なんで 、、、なんで?!泣
ねえ、、!!!!柊真!!!なんでよ!!!泣 』
西畑「 あなた!!やめろって!」
柊真に掴みかかりそうになった
私を必死で大吾が抑える 。
なんで???なんで柊真が卒業なん??
金内「 … 俺 、美容師になりたいねん 」
向井「 美容師 、、、」
金内「 高校卒業して 、… 東京の専門学校通う 」
『 は 、、、意味わからへんし 、、、泣 』
社長「 … 金内が辞めて6人で活動 … ってわけにも
いかなくてな 。3人移動してもらう 。東京に 」
『 は 、、、???』
大西「 東京 ……… 」
『 うちは行かへん 。絶対に 、』
社長「 …… すまない 。
YOUなんだよ 。移動するのは 」
『 は ????何言ってん???』
社長「 それと 、平野と永瀬も 」
平野「 まじすか … ?!」
永瀬「 俺 、、、も 、、、」
なんで???は???東京に移動???
いやや 、絶対行かへん 。
私はずっと関西にいたい 。東京なんて無理 。
遊びに行く程度ならええけど移動は嫌 。
西畑「 あなた 、」
『 行きません 』
大西「 あなたちゃん 、!」
『 行かへん 。絶対に 』
金内「 あなた 、、、」
『 私はここに残る 。行きたくない 』
向井「 あなた!!」
『 (ビクッ) … じゃあこーちゃん東京行きたいん?』
向井「 そんなことは一言も言ってないやろ?」
『 知らん 。私は絶対に行かへんからな 。
紫耀も廉も行かへんよな???』
永瀬「 俺は 、行きたくない 」
大西「 廉くん 、、、」
平野「 俺は … 行きたい 」
『 は ?』
平野「 東京行って関西Jr.の名前広めたい!
東京のみんなにも良さ知ってもらえるように!」
『 東京もんにはあたしらの良さなんて
分からなくてええねん!あたしらには
ファンの子おるやろ!』
向井「 あなたも分かってるやろ 。
こんだけじゃ足りない 。
もっといないと " デビュー " は出来ない 」
『 っ 、、、行きたいなら勝手に行け 。
あたしは行かへん 。絶対に 。無理 』
向井「 あなた 、」
『 失礼しました 』
西畑「 あなた!!まてや!!!」
大西「 あなたちゃん!!!」
永瀬「 お話 、持ち帰らせていただきます 。
失礼しました 」
平野「 あ 、じゃあ一応僕も … 。
来週あたりにはまたご報告します 」
社長「 わかった 」
金内「 … 失礼しました 」
向井「 失礼しました 」
嫌い嫌い嫌い 、ジャニーさんも
柊真も紫耀もこーちゃんも嫌い 。
私は誰になんて言われようが移動せえへん 。
関西でずっと活動するんや 。絶対に 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!