side:西畑
『 で 、どないしたん 』
佐藤「 ほんっまに私が悪いねんて 、」
『 ほえ 』
佐藤「 私が行かへんかったから 」
『 … " ピンポ-ン " 』←
佐藤「 私のせいやんバリバリほんまにあ"あ" 」
『 あ 、いちごのパフェください!』
店員「 かしこまりました!」
佐藤「 ねえ!!!聞いとる?!」
『 聞いとる聞いとる 』
佐藤「 じゃあ今さっき私なんて言ってた 」
『 うげ 、、、んっと 、
なんか 、俺がカッコ良すぎるって !!』
佐藤「 」← バシンッ (強め)
『 っあ"ーーーーー 、、、笑 』
佐藤「 だから!ほんまに!私のせい!」
『 な!に!が!』
佐藤「 こーちゃんが東京に行ったの 。
まじで私のせい説浮上してきてん 」
『 … なんで?』
佐藤「 だってさぁ?!なにきんメンバーで
社長室呼ばれた時あの7人の中から4人が
ここにはもういられなくなる言うてたやん?!」
『 うんうん 』
佐藤「 柊真が美容師なっちゃってさぁ!
紫耀と廉も東京でデビューしてさあ!!」
店員「 おまたせしました〜いちごパフェです 」
『 ありがとーございますー!』
佐藤「 その時点で3人やん?!なぁ!」
『 んふっ、んま 。んお?せ、せやな?』
佐藤「 … でさぁ?!私がその時点で東京
行ってれば4人でもう関西が崩されることは
なかってんのにさあ?!」
『 ん〜いちごうま 、、、せやなあ 、』
佐藤「 …… 私が東京行くの拒否ったから
こーちゃんが東京行く羽目になったんやろかって 。
エコザで見つけた話なんやけどさあ ?!」
『 うんうんうんまあいちごでも食っとき 』
佐藤「 ふぐっ、!!!
…… 美味いけどさあ!!!」
『 … こん時柊真だったらなんて返すと思う?』
佐藤「 … 知らんわそんなん 。
もう無理ほんまに!!!室も卒業するしさ 、
真鳥も春松竹出るか未定だしさ、なんなん 。
古株私だけやん 。デビューしたい!!嘘!!」
『 うんうんうんはいはいはい 』
佐藤「 デビューしたいんじゃなくて〜 、
いやあのデビューしたいんやけど〜 、
そのなんていうか、、、うんっ!!!」
『 今のなにわでデビューしたい?
昔のなにきんでデビューしたい?』
佐藤「 … どっちもは?」
『 ダメ 』
佐藤「 ……… なにわかなぁ 、」
『 … へぇ 、今の流れやったら
なにきん来るかと思ってた 』
佐藤「 いやほんまに!あの7人でデビュー
したいって思ってた!!!けど!!!!
もう無理やし 、夢が夢のまた夢のまた夢に
なってもうてん 。ああああ" 、、、、」
『 まあまあ元気出せや 』
佐藤「 無理やもんほんまに 。ごめんなさい 」
『 なんやねん 、嘘ばっかやんインターネット 』
佐藤「 はあ?インターネットは嘘もあるかも
だけどみんなそれぞれ平等で … !!」
『 じゃああなたは自分の決断がそれなんやね?』
佐藤「 っ 、」
『 自分で決断したんやろ?自分のせいって 。
それほんまに自分の決断なん??
俺はあなたのせいじゃないと思ってる 。
まあ俺なりの決断やから本当かは知らんけど 』
佐藤「 西畑 … 」
『 ほら 、帰るで 。家にプリンあるけど?』
佐藤「 … 食う 。大橋呼ぶなや?!」
『 呼ばへんわ 笑 』← ひどい!!!by 大橋
康ちゃんが東京に行ったのは
あなたのせいじゃない 。
確信出来ることやないけど俺の決断やし 。
室くんと康ちゃんがいなくなった今 、
また焼け野原なんて言われたくあらへんし
もっともっと頑張りますわ!!!!!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!