第101話

やけ酒おっさん
14,054
2019/03/02 03:18



side:西畑






『 で 、どないしたん 』



佐藤「 ほんっまに私が悪いねんて 、」



『 ほえ 』



佐藤「 私が行かへんかったから 」



『 … " ピンポ-ン " 』←



佐藤「 私のせいやんバリバリほんまにあ"あ" 」



『 あ 、いちごのパフェください!』



店員「 かしこまりました!」



佐藤「 ねえ!!!聞いとる?!」



『 聞いとる聞いとる 』



佐藤「 じゃあ今さっき私なんて言ってた 」



『 うげ 、、、んっと 、
なんか 、俺がカッコ良すぎるって !!』



佐藤「 」← バシンッ (強め)



『 っあ"ーーーーー 、、、笑 』



佐藤「 だから!ほんまに!私のせい!」



『 な!に!が!』



佐藤「 こーちゃんが東京に行ったの 。
まじで私のせい説浮上してきてん 」



『 … なんで?』



佐藤「 だってさぁ?!なにきんメンバーで
社長室呼ばれた時あの7人の中から4人が
ここにはもういられなくなる言うてたやん?!」



『 うんうん 』



佐藤「 柊真が美容師なっちゃってさぁ!
紫耀と廉も東京でデビューしてさあ!!」



店員「 おまたせしました〜いちごパフェです 」



『 ありがとーございますー!』



佐藤「 その時点で3人やん?!なぁ!」



『 んふっ、んま 。んお?せ、せやな?』



佐藤「 … でさぁ?!私がその時点で東京
行ってれば4人でもう関西が崩されることは
なかってんのにさあ?!」



『 ん〜いちごうま 、、、せやなあ 、』



佐藤「 …… 私が東京行くの拒否ったから
こーちゃんが東京行く羽目になったんやろかって 。
エコザで見つけた話なんやけどさあ ?!」



『 うんうんうんまあいちごでも食っとき 』



佐藤「 ふぐっ、!!!
…… 美味いけどさあ!!!」



『 … こん時柊真だったらなんて返すと思う?』



佐藤「 … 知らんわそんなん 。
もう無理ほんまに!!!室も卒業するしさ 、
真鳥も春松竹出るか未定だしさ、なんなん 。
古株私だけやん 。デビューしたい!!嘘!!」



『 うんうんうんはいはいはい 』



佐藤「 デビューしたいんじゃなくて〜 、
いやあのデビューしたいんやけど〜 、
そのなんていうか、、、うんっ!!!」



『 今のなにわでデビューしたい?
昔のなにきんでデビューしたい?』



佐藤「 … どっちもは?」



『 ダメ 』



佐藤「 ……… なにわかなぁ 、」



『 … へぇ 、今の流れやったら
なにきん来るかと思ってた 』



佐藤「 いやほんまに!あの7人でデビュー
したいって思ってた!!!けど!!!!
もう無理やし 、夢が夢のまた夢のまた夢に
なってもうてん 。ああああ" 、、、、」



『 まあまあ元気出せや 』



佐藤「 無理やもんほんまに 。ごめんなさい 」



『 なんやねん 、嘘ばっかやんインターネット 』



佐藤「 はあ?インターネットは嘘もあるかも
だけどみんなそれぞれ平等で … !!」



『 じゃああなたは自分の決断がそれなんやね?』



佐藤「 っ 、」



『 自分で決断したんやろ?自分のせいって 。
それほんまに自分の決断なん??
俺はあなたのせいじゃないと思ってる 。
まあ俺なりの決断やから本当かは知らんけど 』



佐藤「 西畑 … 」



『 ほら 、帰るで 。家にプリンあるけど?』



佐藤「 … 食う 。大橋呼ぶなや?!」



『 呼ばへんわ 笑 』← ひどい!!!by 大橋





































康ちゃんが東京に行ったのは


あなたのせいじゃない 。


確信出来ることやないけど俺の決断やし 。


室くんと康ちゃんがいなくなった今 、


また焼け野原なんて言われたくあらへんし


もっともっと頑張りますわ!!!!!!






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