第360話

最年少と
8,403
2019/12/21 12:40









side:佐藤


















『 あ!ちょ 、長尾速いて!!!』



長尾「 はははっ!追いつけるもんなr
アアアアアアアアアア"!!!!」←



『 っWWWWWWWWWWW
私が1レースの時に置いてったバナナ
踏みやがったWWWWWWW 』



長尾「 くっそ 、、、喰らえ!赤甲羅!」



『 どぅわ!!!!!!ざけんなおい!笑 』































































あ 、どうもー佐藤です 。


ただいま男子高校生とガチでマリカーしてます 。


大人気ない?そんなん知らんもーん!!!


速度アップのやつ使ったけど結局長尾には


追いつかなくて2位通過でゴールした 。


その途端にバシンッと頭を誰かに叩かれて 。


ビックリして長尾の方を見ると長尾も


叩かれたらしく 、頭を抑えていた 。


その後ろにいたのはおじさんやった ( )




















































『 おじさん痛い 』



「 誰がおじさんや 」



長尾「 うぇ、!!龍太くん!」



室「 お前ら丸聞こえやねん 」



『 ちょっとテンション爆上げで 』



長尾「 楽しかったんでつい 」



室「 人様の迷惑にならん程度でな?
てかお前ら2人とか珍しない?」



長尾「 デートなんで ♡ 」



『 ちゃうわ 。遊びに来ただけ 』



室「 ほーん 」



『 てかお花摘みに行って来るから
おじさん長尾といてあげて 』



室「 だからおじさん言うな!」

































































2人のところを後にしてお花を摘みに出かけた ( )


つかなんでお花を摘むって言うんやろ謎やわ 。


え?どうでもいいって?さーせん 。


スッキリしてからゲーセンに戻ると


そこには長尾しかおらんかった 。































































『 あれ?室は?』



長尾「 龍太くんツレの人と
来てたみたいでもう行っちゃいました 」



『 あぁ 、そう 。ってこれ、!!!!!』



長尾「 へ?」



『 これ!このシロクマ可愛いやろ?!
私めっちゃ欲しかってんこのキーホルダー!』



長尾「 … っあー!通りで見たことあるなって
思ったら練習着のTシャツのクマですか!」



『 そうそうそう!可愛いやろ?!』



長尾「 ん〜〜〜まあよく見れば 、、、」




























































そう言いながらチャリンッ、と100円玉を


入れた長尾 。え?嘘やんイケメンすぎん?


取ってくれるん?!神やない?!?!












































































長尾「 何そんな期待してんですか?」



『 え … ?取ってくれへんの … ?』



長尾「 、、、やめてください 。
バリ緊張するんですけど 」



『 頑張れ頑張れなーがーお!』



長尾「 あーうるさいうるさい 」






































































私が騒いだせいか 、長尾が下手やったのかは


知らんけど1回目は失敗 。2回目 、慎重に


ゆっくりボタンを押すと 、コロンッと落ちた 。


っしゃあーーーーーーー!!!!!!!


きたーーーーーーーーーーーー!!!!!!!





















































長尾「 … はい 、!」



『 うっわぁ … 長尾がイケメンに見えた … 』



長尾「 過去形なんですか 」



『 ううん 、現在形や現在形 。イケメンです 』



長尾「 んふふ 、
タピオカ奢りの券と交換でいいですよ 」



『 待って前言撤回 』
































































200円でこれ取ったのにタピオカ500円前後って


卑怯すぎん?流石にキツイやろ 。長尾最低!


とか言いながらも次の日のレッスンで鞄に


シロクマのキーホルダーが付いていたのは


ただの気まぐれってことで 笑


これからはもっと長尾にも構ってあげよう 、


そう強く思った日でした 。










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