第279話

こういう時こそ
10,651
2019/09/18 11:55






side:佐藤











『 ……… 』



橋本「 … (止まってる) 」



『 … キスするんやろ?せえへんの?笑 』



橋本「 … 、」



『 ……… どうでもよくなったとか甘ったれた
こと言うてる暇ちゃうねんっ 、!!!!!』



































































私は橋本くんをドンッと突き放し 、


床に尻餅を突かせた 。あー 、重かった ←


流石にDK卒業した奴が膝に乗られんのはきつ ( )


あーあ 、そろそろ本気出さんとあかんな 。


先輩やし 、舐めてもらっちゃ困りますねん 。































































『 はい (手を出す) 』



橋本「 … 」



『 出して?』



橋本「 … は?」



『 だから 、出してって 。退職願 』



橋本「 、、、は?」



『 自分日本語平気?
退職願出せ言うてんねん 』



橋本「 … なんで 、そんなこと 、」



『 じゃあそのままでハイハイおるんか?
あ"?自分が迷惑かけてるのも知らずに?
髙橋がお前の代わりどんだけ謝ってるか
分かっとんのか?なあ 、バカなん????』



橋本「 … 」



『 橋本くんがおっても意味ないやろ?
むしろ足引っ張ってるだけやんか 。
そういう奴がいるとクソ迷惑やねん!!!!』



橋本「 … っんでお前なんかにそんなこと
言われなきゃいけねえんだよ、!!!!!!」












































































そうやって私の胸ぐらを掴んでくる橋本くん 。


下唇痛いぐらいに噛み締めて 、手は震えてる 。


私はそんな橋本くんから一切目を逸らさんかった 。











































橋本「 俺は絶対抜けねえ 。
… 絶対 、… っ絶対 、絶対あのっ … 5人で 、」



『 … 絶対なんて言葉あるわけないやろ 』



橋本「 っ 、ズズッ 、」



『 … 橋本くんの言動で傷ついた人がいること
分かっとる?ファンだけだと思ってるやろ?
ちゃうねん 、ずっと橋本くんを信用してた
スタッフの皆さん 、仕事をくれた偉い人 、
… 一緒に頑張ってきたメンバー 。
全員の信頼を一気に無くしてんねんお前は 』



橋本「 … 俺だって 、本当は辞めたくてっ 、
でもっ 、辞めたら合成写真売るってっ 、
っ作間まで俺が巻き込んでっ 、ヒック 泣 」



『 … 』



橋本「 もうだから全部っ 、!!!!!!
… っ全部 、なくなっちゃえばいいんだ 、泣 」





































































胸ぐらを引っ張られて


橋本くんの顔が一気に近づいてきた 。


あ 、流石にこれはされる … 、


そう思った瞬間 、私と橋本くんの顔の間を


スレッスレに何かが飛んできた 。
























































































『 … え 、恭平?』



高橋「 あなたっ 、!!!!」



橋本「 、」



髙橋「 はぁっ 、はぁっ 、っとに 、
とんだ問題児すぎるわっ 、」























































































なぜかそこにいたのはWたかはし 。


いや髙橋は分かるけどなんで高橋?( )


しかもスレッスレに飛んできたの靴だし!←


橋本くんは私の胸ぐらを


離してその場に座り込んだ 。













































































『 恭平 、なんで 』



高橋「 藤ヶ谷くんの舞台見に東京来ててんけど
作間くんから連絡もらってきた 、ら 、うん 、
……… なに 、浮気っ 、?!?!?!?!」



『 ちゃうわ!!!!!』



髙橋「 … どう言うつもりなんだよ 」



橋本「 ……… 別に 」



髙橋「 別にで済まされる話じゃないから
聞いてんだろ?!?!?」



橋本「 っそういうのが
うぜえんだって、!!!!!!!!」



『 … 』



高橋「 ?!?!(何も事情知らない人) 」←




















































































恭平 、君は黙っておこう 。


そんな圧をかけたら静かに頷いてくれた(


偉いから後でなんか奢ったる ( )









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