side:佐藤
『 ……… 』
橋本「 … (止まってる) 」
『 … キスするんやろ?せえへんの?笑 』
橋本「 … 、」
『 ……… どうでもよくなったとか甘ったれた
こと言うてる暇ちゃうねんっ 、!!!!!』
私は橋本くんをドンッと突き放し 、
床に尻餅を突かせた 。あー 、重かった ←
流石にDK卒業した奴が膝に乗られんのはきつ ( )
あーあ 、そろそろ本気出さんとあかんな 。
先輩やし 、舐めてもらっちゃ困りますねん 。
『 はい (手を出す) 』
橋本「 … 」
『 出して?』
橋本「 … は?」
『 だから 、出してって 。退職願 』
橋本「 、、、は?」
『 自分日本語平気?
退職願出せ言うてんねん 』
橋本「 … なんで 、そんなこと 、」
『 じゃあそのままでハイハイおるんか?
あ"?自分が迷惑かけてるのも知らずに?
髙橋がお前の代わりどんだけ謝ってるか
分かっとんのか?なあ 、バカなん????』
橋本「 … 」
『 橋本くんがおっても意味ないやろ?
むしろ足引っ張ってるだけやんか 。
そういう奴がいるとクソ迷惑やねん!!!!』
橋本「 … っんでお前なんかにそんなこと
言われなきゃいけねえんだよ、!!!!!!」
そうやって私の胸ぐらを掴んでくる橋本くん 。
下唇痛いぐらいに噛み締めて 、手は震えてる 。
私はそんな橋本くんから一切目を逸らさんかった 。
橋本「 俺は絶対抜けねえ 。
… 絶対 、… っ絶対 、絶対あのっ … 5人で 、」
『 … 絶対なんて言葉あるわけないやろ 』
橋本「 っ 、ズズッ 、」
『 … 橋本くんの言動で傷ついた人がいること
分かっとる?ファンだけだと思ってるやろ?
ちゃうねん 、ずっと橋本くんを信用してた
スタッフの皆さん 、仕事をくれた偉い人 、
… 一緒に頑張ってきたメンバー 。
全員の信頼を一気に無くしてんねんお前は 』
橋本「 … 俺だって 、本当は辞めたくてっ 、
でもっ 、辞めたら合成写真売るってっ 、
っ作間まで俺が巻き込んでっ 、ヒック 泣 」
『 … 』
橋本「 もうだから全部っ 、!!!!!!
… っ全部 、なくなっちゃえばいいんだ 、泣 」
胸ぐらを引っ張られて
橋本くんの顔が一気に近づいてきた 。
あ 、流石にこれはされる … 、
そう思った瞬間 、私と橋本くんの顔の間を
スレッスレに何かが飛んできた 。
『 … え 、恭平?』
高橋「 あなたっ 、!!!!」
橋本「 、」
髙橋「 はぁっ 、はぁっ 、っとに 、
とんだ問題児すぎるわっ 、」
なぜかそこにいたのはWたかはし 。
いや髙橋は分かるけどなんで高橋?( )
しかもスレッスレに飛んできたの靴だし!←
橋本くんは私の胸ぐらを
離してその場に座り込んだ 。
『 恭平 、なんで 』
高橋「 藤ヶ谷くんの舞台見に東京来ててんけど
作間くんから連絡もらってきた 、ら 、うん 、
……… なに 、浮気っ 、?!?!?!?!」
『 ちゃうわ!!!!!』
髙橋「 … どう言うつもりなんだよ 」
橋本「 ……… 別に 」
髙橋「 別にで済まされる話じゃないから
聞いてんだろ?!?!?」
橋本「 っそういうのが
うぜえんだって、!!!!!!!!」
『 … 』
高橋「 ?!?!(何も事情知らない人) 」←
恭平 、君は黙っておこう 。
そんな圧をかけたら静かに頷いてくれた(
偉いから後でなんか奢ったる ( )
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!