佐藤「 毎年毎年ほんまありがと 」
『 ぜんっぜん 、大丈夫 …… 腹痛い 、笑笑 』
佐藤「 ごめんな〜〜今回失敗多かった 笑 」
『 つーか結局何作ってたん 笑 』
佐藤「 はあ?!見て分からんかった?!
マフィン!チョコマフィン!!!!」
『 あぁ〜 … だからあんなくろっこげに 、』
佐藤「 もうそれ言わんといて 笑
最終的には綺麗に完成できたし
終わりよければ全て良しってやつや 」
『 俺の分残しといてや 、?
多分今日は絶対食べれなさそう 笑 』
佐藤「 もちろん残しときます 笑
ありがとうございましたはい 笑 」
『 まあ毎年の事やし俺ももらう側やし 笑 』
佐藤「 去年なに作ったっけ 」
『 覚えてへんの?笑
クッキーやなかった?笑 』
佐藤「 あーそうやった 。多分 。
去年も最初はくろっこげで、、、笑 」
『 だーかーらー毎年やんけ!笑
あなたが中学生になってからずーっと 笑 』
佐藤「 え 、まじぽん?」
『 なんで嘘つく必要性があんねん 笑 』
佐藤「 そしたら〜 … もう8年?9年?
近くずっと味見係してるやん西畑 笑 」
『 俺ほどあなたの味分かる奴おらんやろ 笑 』
佐藤「 なんでそんな超ドヤ顔なん!笑 」
『 あなたには関係ないです〜 笑
… つーか睡眠不足で死にそうや 、笑 』
佐藤「 私洗い物してるから寝ててええよ?
今日確か10時からレッスンやったし
10時近くになったら起こすわ 」
『 でもそしたらあなた体力持たへんやろ 』
佐藤「 持つって!」
『 それで毎年学校で
倒れてたのはどこの誰でしたっけ??』
佐藤「 … 佐藤ッス 、笑 」
『 はい分かったならこっちいらっしゃい 』
佐藤「 はいはi 、わっ?!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!