side:高橋
どうもー 、高橋恭平です 。
愛知公演も無事なにふぁむ幸せに出来たし
はよ寝よ〜!って思ってベットに潜り込んだ 。
そこまでは良かったんや 。俺じゃん負けで
真ん中やねんけど左隣のベットの人おらん ←
あなたどこやーーーーー!!!!!と
廊下に叫ぶ 。現在の時刻21:52 。
一斉にみんな部屋から出てきた 笑
藤原「 うるせえバカ!!!!!」
大橋「 なんかあったん?!」
大西「 も〜何事〜???」
長尾「 高橋くんうるさいねんけど 」
道枝「 大吾くん寝てるんやから静かにしてや 」
『 みんなあなた知らんすか?』
「「 知らん 」」
『 わお 』
西村「 んん 、高橋くんなにしてんですか 、」
『 ごめんニシタク起こした?』
西村「 大丈夫です 、、、」
藤原「 なんでニシタクには
そんな優しいねん贔屓やろ 」
大西「 僕たち起こされた民だぞー!(違う) 」
長尾「 そうやそうやー!(違う) 」
道枝「 もう僕眠いんで寝まーす 」
大橋「 てかあなたおらんの?笑 」
『 そうなんすよ 』
西村「 あなたちゃんならお風呂とか
おるんじゃないんですか 、、、?」
『 あ 、その手があったか 』
藤原「 ほんまアホすぎん?寝るわ 」
大西「 謙杜続きやろー 」
長尾「 はーい 」
大橋「 みんなもう
寝る時間やから静かにな〜 笑 」
『 すんませーん 笑 』
そっかそっか 、あなたお風呂か 。
… って遅ない?迎えに行ったろ 。俺優しっ 。
ニシタクが眠りについたのを見届けてから
こっそりと部屋を出て女風呂に向かった 。
… 待ってなんこれ変態みたいやんちゃうで?!
風呂場がある廊下のすぐ近くまで来て
角を曲がろうとした時 、誰かの声が聞こえた 。
「 … うで?無理やし 笑 」
『!!あなたっ 、、、(小声) 』
佐藤「 もーほんまちゃうから!笑
ん?あ 、そう!紅白決まったねん 。
せやで〜 、絶対見ろや????
… あー 、ほんまにな 。嬉しい 。
紫耀とこーちゃんに会えるねんて 。
懐かしいな〜〜〜 、なにきん 」
『 ……… 』
佐藤「 は?!いやそんな事言うてへんやん 笑
メンツ揃うから嬉しいなー思ただけやし!
柊真はおらんけど 。はいはいごめんて 。
あー 、そうそう 。懐かしいな 笑
雨の時紫耀が道頓堀の近くで滑ってさ 笑笑 」
風呂上がりにベンチに座って電話してるあなた 。
電話の相手なんてもう丸わかりやった 。
… やっぱ 、昔の方が楽しかったんかな 。
俺の知らない話ばっかや 。
こういう時 、なんでもっと
早く入所しなかったんやろって思う 。
もっと早く入所しとったら 、
あなたの好きな人も俺かもしれんかったのに 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。