第266話

なにわの番長、危機の到来です
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2019/09/03 09:52






side:西畑









雑誌の撮影の時もあなたは


なんか浮かない顔やった 。カメラマンの


ハゲ須崎に笑えーって言われとったけど


苦笑いしか出来てなくて何回も撮り直しした 。


もちろんメンバーもイライラしてく一方で 。






































































須崎「 はい一回休憩な!」



『 … あなた 、』



佐藤「 … 」



長尾「 あなたちゃんあなたちゃんあなたちゃんあなたちゃんあなたちゃんあなたちゃん!!!!」←



佐藤「 … 」



藤原「 … 別にさ 、喧嘩したんか知らんねんけど
仕事に支障出さないって約束したよなお前 」



佐藤「 … 」



藤原「 … うんもはいもすんも言えへんの?
なんなん?時間押してんねんけど?」



大橋「 丈くん 、落ち着こう?な??
あなたも 、なんか言おう 、???」



佐藤「 … 」



大西「 あなたちゃん 、
なんかあったんか話せる 、?」



佐藤「 … 」



道枝「 あなたちゃん 、、、」



佐藤「 … 」



























































































誰が話しかけてもあなたの表情は


氷のように固まったままやった 。


んー 、どないしよか〜 、なんで苦戦してると


俺と長尾の間から人が出てきて


椅子に座ってるあなたの前に立ち 、その瞬間


バチンッ!!という音が響いた 。




















































































佐藤「 … 、」



『 ちょ 、恭平 、!!!』



高橋「 なんなん?
なんでなんも言わないん?」



道枝「 恭平落ち着けって!!!!」



高橋「 話なら愚痴でも惚れ話でも
なんでもいくらでも聞いたるねんけど 、
なぁ!俺らそんな頼りないん 、?!」



佐藤「 … だ 、」



『 … え?』



大西「 あなたちゃん 、?なんて言った?」



佐藤「 もうやだっ 、!!!!!!!!!!」


















































































目の前にいた俺を押して


涙を浮かべながら走っていったあなた 。


もちろん近くにいたスタッフさんは


何事かと俺らを見てくる 。


… あー 、もうほんまに手のかかるやつ … (笑)












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