side:西畑
あー 、、、頬痛いわ 。ジンジンする 。
てか俺ら先に解放して欲しかったねんけど 。
… でも大丈夫 、アイツなら絶対来る 。
藤原「 … 大吾 、大丈夫か?」
『 えぇ 、?ははっ 、大丈夫っすよ 、笑 』
藤原「 相当精神ギリギリやな 」←
大西「 大ちゃん 、、、ズズッ 、」
『 ほらほらおおにっちゃーん 、
泣くなってあなたに言われたやろ?
大丈夫 、絶対来るから 、なぁ?恭平 』
高橋「 来なかったら
逆に後で押しかけますけどね 、」
道枝「 … ?」
長尾「 みっちー 、?どしたん?」
道枝「 なんか足音聞こえません?」
向井「 … ほんまや 」
大橋「 !!!!!あれ 、!!!!!」
はっすんが指差した先には
あなたがものすごい勢いでこちらに
走ってくる姿やった 。いや 、ヤバイヤバイ ←
佐藤「 !!(ドンドン) 」
『 あなた 、!!!!!!』
高橋「 あなたっ 、あなた!」
藤原「 おまっ 、は?!」
大西「 っううううう 泣 」
道枝「 あなたちゃっ ……… 泣 」
長尾「 え 、ちょ 、
来て大丈夫なんですかね … ?!」
大橋「 みんなは?!1人?!」
向井「 いやガラス割ろうとすんなや?!」←
あなたは肘でガラスをガンッ!!と
強く何度も叩いてきた 。
いやいや 、絶対肘痛いし 、しかも怖いし (
なんて思ってるのも束の間 、後ろから
忍び寄る影に俺はいち早く気づいた 。
アイツ … 手に持ってるの 、ハンマー 、?!
やばい 、それはやばい 、やばい 。
『 っあなた早く逃げろ!!!!!!!!』
大西「 やだっ 、やだやだ 、やだ 、!!!泣 」
藤原「 おいアホ!!!!!逃げろって!!」
道枝「 ダメですあなたちゃん!!!!
後ろ来てます!!!!!!!泣 」
長尾「 あなたちゃん早く逃げて!!!!」
大橋「 あなた危ないって!!!!!!!!」
高橋「 ざけんなよおい!!!!!!!!!」
向井「 あなた 、!!!!!!!!!!!」
嫌 、!!!!!!!!!!と流星が
耳を抑えて叫んだと同時に " ガンッ " と
こっちにまで聞こえた鈍い音 。
そしてパリンッと落ちたガラスの破片 。
ハンマーが当たって手が入るほどの穴ができた 。
一番肝心なあなたは …
ズルリッ 、と下に崩れ落ちた 。
『 う 、、、そ 、やろ 、』
藤原「 は 、、、」
向井「 っ ……… 」
道枝「 あなたっ 、ちゃ 、」
大西「 、、、っあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!号泣 」
高橋「 … は 、嘘やろ?なぁ 。
起きろって 、恭平って呼んでや 。
バカやなって俺のこと笑ってや 、
なぁって!!!!!!!!!泣 」
大橋「 えっ 、、、泣 」
長尾「 ふぅっ 、泣 」
なんでそんな簡単にやられてん 、????
いつものあの強いあなたはどこいったん 、?
なぁ 、なんでっ ……… 、、、は?(どす黒い) ←
佐藤「 いってー 、、、」←
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。