第269話

なにわの番長、危機の到来です
11,916
2019/09/08 13:36





side:佐藤









かくかくしかじかの事情を


なにわとこーちゃんに話した 。


言葉が詰まった時も焦らず聞いてくれてやっぱ


この仲間じゃなきゃダメだなあって思った 。



















































高橋「 … あなた 、あの 、ごめん 、」



『 んーん 、言わなかった
私も悪いし 、ごめん 』



藤原「 … ほんまにお前はもっと頼れ!」



長尾「 そうですよ!
何のための仲間何ですか!!!」



『 ハイッ!スイマセンデシタ!!!』



大橋「 次なんかあったら絶対相談する事!」



大西「 言わんかったら松竹座に
貯めてあるパピコ全没収やからな!」



『 えまってそれはマジ勘弁 』



西畑「 あの写真どうするかよなー 」



道枝「 ほんと東京に行った時といい 、
偉い人マジでやばすぎません?」



『 そろそろいっぺんシメとかんとな 』



向井「 … あれ?
あそこにいるの大倉くんちゃう?」



『 え?大倉くん?』








































































こーちゃんが目線の先は確かに大倉くんがいた 。


わーーーあんなところで何してんやろ 。


ってうげ 、あの 、偉い人おるやんか … 。


大倉くんは偉い人と話し終えると


私たちの存在に気づいていたのか


苦笑いしながらこっちに向かってきた 。

























































































大倉「 何やねんお前ら勢揃いで 」



『 ちょっと 、、、笑 』



高橋「 あなたが悪いんですよー!
あのですねー!!!!」



『 はぁ?!おい恭平!!笑 』



大倉「 … あ 、せや 。佐藤 、
あの写真もう消えたから 」



『 … え?』



大倉「 お前んとこのマネに頼まれて
ちょっと試行錯誤しとったら
亮ちゃんがパパッと解決してくれてん 。
ついでに偉い奴も潰しといた 」



西畑「 錦戸くんが … ですか?」



大倉「 おう 、ま 、
あいつもそろそろやったからな 」



『 ……… 』



大倉「 後悔したくないんやったら行ってき 。
多分もうすぐ帰ると思うで 」



『 っ 、』




























































































私はその場から走り出した 。


だいぶ前から噂は聞いてたんよ 。


錦戸くんが抜けるかもしれないって 。


でも今回の事のせいで抜けてしもたら私 、


一生後悔して過去引きずりまくるって … 。











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