side:佐藤
『 わーーー!!!!!
ディズニーーーーーーーー … の前や!!!』
向井「 ははっ 、見えるだけやんな 笑 」
『 ちぇーっ 、中入りたかったんやけど 』
向井「 どんまッッッッ☆☆☆ 」
『 いいし今度USJ行くもんッッッッ ☆☆☆ 』
あ 、どうも!!!!佐藤でぇっす!!!!
ただいまこーちゃんとと某夢の国 … ではなく!
その近くのイクスピアリというところに来てます!
ほんまは中入りたかったんやけど
まあ色々と事情に事情が重なり 、無理でした ←
向井「 まあまあ 、映画見るんやろ?」
『 イエス貞子 』
向井「 昔っからほんまホラー映画好きよな … 」
『 まじホラー映画は
何回見ても飽きひんねん!』
向井「 とか言いつつ毎回怖がるやん 笑 」
『 怖いものは怖いやん 』
向井「 こーちゃん怖いいいいいっ!!!
って言いながら腕にしがみつくもんな〜 」
『 なっ 、こーちゃんだって怖がるやん!』
向井「 怖いものは怖いやん 」
『 真似せんといて 』
隣で笑い合いながら話せるのも
やっぱりお互いがお互いを想ってるからで 。
遠く離れてても心は1つやって 、
こういうことなんやろなあって思った 。
『 こーちゃん怖いいいいいっ!!!(小声) 』←
向井「 おっ 、俺も 、っああああ!!(小声) 」←
映画見て 、ディズニーストア行って 、
ゴンチャ飲んで 、お揃いの服買ったりして 、
プリクラ撮って 、ハンバーガー食べて 。
楽しんでたらいつのまにか18時を回っていた 。
向井「 はあっ 、いっぱい楽しんだなー!笑 」
『 … なあ 、こーちゃん 』
向井「 ん?」
『 ほんまに良かったん?誕プレ 。
" あなたと一緒にいたい " って … 』
向井「 ええんやって!!
最近会えてなかったから
会えて遊べるだけで充分ですぅー 」
『 ふーん 、ならええんやけど 、!』
向井「 ……… やっぱ嘘や 、」
『 へ 』
急に腕を引っ張られて 、
こーちゃんの柔軟剤の香りに包まれる 。
一瞬 、何が起こってるのか理解できなかったけど
すぐに抱きしめられてるんやって気がついた 。
『 ちょ 、こーちゃっ 、撮られたら 、!』
向井「 … 別にあなたとならええよ 、」
『 … は 、、、?』
向井「 … なーんちゃって 、笑 」
『 は?( ) 』
向井「 足元見てみ 」
『 … うぎゃぁっ!!!!!!
Gの死体ッッッッ!!!!!!!( ) 』
向井「 今頃踏んづけてくるところやったな〜 笑 」
『 あっぶな 、、、』
向井「 わっ 、!(押す) 」
『 うぎゃっ?!っほんまにやめ 、!!!笑 』
向井「 はははっ!笑笑 」
クシャッと目を細くさせて笑うこーちゃん 。
昔と変わらない 、関ジュで
笑いあってた時のこーちゃんそのまんまや 。
誕生日おめでとうっ!ずっと好きやで!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。