『3人とも、私が一人暮らし
するって言ったらどする?』
藤原「は?どうもしないけど」
大橋「え、すんの?!おめでとうー!!!」
道枝「毎日実家帰ってそうやし
仕事忙しいし多分意味ないと思います」
『うん聞いた私がバカでした』
藤原「はいバーカバーカ」
『黙れしばくで』
大橋「あー、でもあなた引っ越しても
どうせ帰るのめんどくさーいとか言って
結局誰かん家泊まりそうやんな(笑)」
大西「来ないでください」
『りゅせちゃん今日冷たくない?え?ぴえん』
長尾「今日の朝お姉さんに
メロンパン食べられたんですって」
『あーら、どんまい。
メロンパンぐらい買ったるのに』
大西「あなたちゃん好き」
『切り替え早いなおい!!!!』
道枝「まあでもあれですよね、あなたちゃん
引っ越したら大吾くんも引っ越しそう」
『え?』
西畑「なんで俺があなたのために
引っ越さなあかんねん(笑)」
藤原「確かに。ブツブツ言いながらも
隣の部屋に引っ越しましたとかあり得る」
西畑「丈くんまで!やめてくださいよ(笑)」
『、、、嘘やん、ごめんね西畑、、、
私っ、西畑の気持ちには答えられない、、、』
西畑「は?この人なんか妄想入ったんやけど」
高橋「あ、ちなみに大吾くんが
右隣なら俺左隣に引っ越しますわ」
『なんで?え?』
長尾「じゃあ僕その下の109号室で。
ボロい感じのアパートでいいですよ」
道枝「そこは高級マンションの最上階やろ!
綺麗な夜景見ながらナイトプールで泳ぎたい」
大橋「はいはい!その高級マンション
住民は朝昼晩ビュッフェ付きで!」
藤原「朝昼晩ビュッフェとか絶対腹壊す。
せめて各家庭に液晶テレビ無料にしよや。
全地方のテレビ見放題とかええやん?」
大西「猫カフェ設備も大事ですよ!!猫専用の
ケーキ作ってくれる専属シェフ用意せんと」
「あなたの隣!!オンボロアパート109!!( )
高級マンションのナイトプール!ビュッフェ!
液晶テレビ!猫カフェもつけて!!!」
『、、、当分実家暮らしでええわ』
西畑「ぜひそうしてください」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。