side:佐藤
そしていよいよ始まる100m走 。
ちなみにわたしは3走目の人たちと
同時スタートなんやって 。それまでは待機組 。
あ 、あそこに5組目の2人がおる 。
『 よー 、頑張ってな2人とも 』
西村「 ががががががんばりっ 、ますっ 、」
澤田「 西村緊張しすぎやって!笑 」
西村「 はひっ 、!!!」
『 大丈夫やで〜!ニシタクならいける!』
西村「 で 、でも 、、、」
『 受かったら勝ちゲーやで?
まあサボってたらアウトやけど 』←
西村「 、、、あなたちゃん 、
一回ハグしてください 、」
『 … え 、なにそれ浮気しろってこと?』
西村「 い 、いや!!!!ちがくて!
あ 、じゃあ 、頭撫でて欲しい 、です 」
『 … っはぁー 、、、』
西村「 っ 、、、」
『 … (頭ぽんぽん)
ほんま可愛すぎるから 。頑張って?』
西村「 っはい 、!(満面の笑み)」
澤田「 ねえ2人とも俺いるの忘れてるやろ?」
『 しらんしらーん 』
西村「 えへへ 、ふふっ 、」
澤田「 満足しすぎや!笑笑 」
あ 、私もうそろそろ出番やん 。緊張〜 。
2人に手を振って外へと出ると 、
ちょうど2組目の計測が終わったらへんやった 。
上田「 じゃあ3組目行きまーす 。
佐藤も同時進行で行くぞー 」
『 おけでーーーーす!!!!!』
大丈夫大丈夫 、この日のために頑張ったやん 。
てかここで退部になったら番組的にやばいやん(
この番組背負ってるんやと思って頑張る … !
『 上田くうううううううん!!!!!!!!!!
もし3分半切ったらスシロー奢ってくださああああああああああああああい!!!!!!!!!』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。