第371話

リハの裏では
10,897
2020/01/01 13:34








side:佐藤










どうも!!!佐藤です!!!!inNHKホール!


そうです!紅白のリハやってます!!!


いやあ 、関ジャニさんに感謝しかないです 。


なにわ男子の出番には少し余裕があるから


廊下をほっつき歩いてるんやけど … 。


あ!!!あの背中!!!!!!

















































『 !!こーちゃっ 、… ?』



向井「 え 、ほんまに?!笑 」



「 はい!康二くんにも
似合いそうだなって思ってたので!」



向井「 うわぁ〜さすがやわ 、ありがとうな 」
























































、、、えまってなにこれ誰????


私の瞳の中に映るのはニコニコなこーちゃんと


知らない女の人 。… 21らへんとみた 。うむ 。


背はちっちゃくてはたからみれば身長差カップル 。


… ズキン 、心臓のあたりがすごく痛い 。


心臓病かな 、私死ぬんかな 。ははは (棒)





















































「 わあ〜見事な遭遇 。鼻伸ばしてるね康二 」



『 っわ 、……… もー 、マジうるさい 』



「 インスタ開設おめでと〜 、あれ俺でした 」



『 え 、髙地やったん?
絶対ジェシーやと思ってた 』



髙地「 隣にジェシーいた 笑 」



『 ふーん 、あっそ 』



髙地「 修羅場しに行かなくていいの?」



『 なんで行かなあかんねん 、アホか 』



髙地「 面白そうなのに 」



『 マジでぶっころ 』



髙地「 てかあのお姉さん
ボンキュッボンだよね 。素敵 笑 」



『 、、、』



髙地「 待ってなんで手の形グーなの?
え?殴る準備とかしてないよね?え?」



『 、、、一瞬にして気分悪なったわ 、戻る 』



髙地「 え〜〜〜〜ねえごめんってー!!!」







































































行く手を阻む髙地をテキトーに


あしらって楽屋に戻ろうと足を一歩踏み出したら


こけそうになった 。我ながらバカやと思う 。


前にいた髙地になんとか支えてもらい


衣装は汚さずに済んだ 、、、よかった … 。
















































『 ごめん 、ありがと 』



髙地「 、、、ううん 、どういたしまして 笑 」



『 ?こーち?離して 』



髙地「 いい匂いするからもーちょい 」



『 待ってなに無理変態 』






































































グイグイ骨盤を押すけれど離れてくれない髙地 。


その時 、後ろからど低い声が聞こえた 。


… 最悪や 。髙地は面白そうにケラケラ笑っとる 。












































































向井「 なんしとん 」



『 ……… 別に?何もない 、離して髙地 』



髙地「 どーぞ?笑 」



『 、、、チッ 』



向井「 何もないわけちゃうやん 。
なにしてたん 、2人して抱き合って 」



『 何もないよ?こけたから
支えてくれただけ 。もう行かな 、後でね 』











































































まともにこーちゃんの顔見れなくて


早口になってしもてその場を去った 。


あーーーー 、ほんま無理 、嫌や 。


髙地は後で一発殴っとかんと 。












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