side:佐藤
『 … わっ!!!!』
「 っはぁ 、?!(ビクッ) 」
『 へっへへー 笑 』
「 へっへへーちゃうねん!!!アホか!
心臓止まるかと思ったわ!!!!!」
『 柊真が心肺停止したら私が助けたる 』
金内「 全力で遠慮するわ 」
街のど真ん中 、グラサン1つで友人と話す
ジャニーズおります?おるんですよ〜 ←
ちょっと周りはキャーキャー言うて
私たちの半径5メートルの範囲には
ただいま誰もいない状況になっております(
『 ごめんな 、ちと遅くなって 』
金内「 全然ええで 。それよか
あなたが有名になっててウケる 」
『 いやウケるな?!
これでも結構ファンおるから!』
金内「 なのにグラサン1つで来るお前はバカ 」
『 うるせーー!!!』
そう叫ぶあなたが1番うるさいねんけど 、と
図星を突かれ大人しくなった私と柊真は
東京に来た時は必ず食べるラーメン屋に行った 。
『 あーっ 、やっぱここのラーメン最高やわ〜 』
金内「 酔わんといてや?
てか今日誰ん家泊まるん?」
『 (指差す) 』
金内「 俺?!待って 、家片付けてないし
そもそも康二に殺されるから絶対嫌や 」
『 あははっ 、ジョーダンやで 笑 』
金内「 もー 、完璧酔ってるやんかー 」
『 酔ってへんで〜!!!!
あ 、とーま 、はいプレゼント!』
金内「 おー!さんきゅ 、開けてい?」
『 んー 』
金内「 (ガサゴソ) … え 、ちょ 、待って 笑 」
『 無難にネックレスかなーとか 、
服とかあげようかなーって思ってんけど
やっぱヘアアイロンかなー思って 』
金内「 ちょっと待って 、
名前掘りやん 、めっちゃ嬉しいねんけど 」
『 高かったんやで〜???』
金内「 ありがとーございますー 笑 」
すげー 、なんていいながら喜んでる柊真の
横顔を見てるとなんだか私も嬉しくなって 。
こういう時間もたまにはいいかなと思いました!
まと!とーま!ハッピーバースデー!!!!
私2人の分まで活躍するから 、見ててな!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!