『…なんで?』
佐藤《いや、ふつーにそう思って》
『病んでる病んでる』
佐藤《病んでへん》
『んー…必要って言われたい?
いらないって言われたい?』
佐藤《いや、そこは必要としてほしいやろ》
『そか』
佐藤《、、、それだけ?》
『え、俺らって言わんでも伝わる仲やん!』
佐藤《は》
『あれこれそれで伝わる
じっちゃんばっちゃんみたいな仲やん』
佐藤《いや流石に伝わらんけど》
『じゃーあなたあれ好き?』
佐藤《、、、きらい》
『え!!!流星のこときらいなん!』
佐藤《はあ?!おまえまじでっ、!!!!》
『ははははっ爆笑
嘘やって、ごめーん機嫌直して』
佐藤《もういいです、
大吾きらいです。流星は大好きです》
『ごめんごめん。
ま、俺はあなたのことちゃんと守るで』
佐藤《、、、》
『必要とされてないって思うんなら
俺に必要とされてて、隣におればいいから』
佐藤《…やだナンパ?》
『そー思ってくれても構わない』
佐藤《ヘイヘイポリスメンヘイポリスメーン》
『おまえ絶対元気やろ』
佐藤《んふふ、バレた?撮ってまーす》
『????なにを』
佐藤《アイランドTV男子っ!よ!》
『、、、、はっ、?ちょ嘘やろ?え今のなし
まじでなし康ちゃんにやられる!!!(笑)』
佐藤《一発OKでーす、
ありがとうございましたー》
『まじやめろおまえ!笑』
佐藤《ちなみに
今からメンバー全員に仕掛ける》
『暇人かい』
佐藤《今日はオフやねん!!
有意義におうち時間過ごすで!!そんじゃ!》
『なあ消してーーー?!』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!