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第3話

2.



北斗side











「きれいな顔、」



そんな声が聞こえうっすらと目を開ける



『は、?』



夢の中だったのだろう


もう一度目を閉じもう一度目を開ける


やっぱりいる


ぼーっとしたような顔で俺の顔をじーっと見つめる女の人が


彼女は気づいてないのか



『だれ、ですか、、、?』



恐る恐るそんなことを聞いてみれば



「えっ、、、見えるのっ、?」



目をまん丸にさせてびっくりしたような顔をしながら顔を離す


びっくりしたいのはこっちだ


なんで、昼寝をして起きたら知らない人がいるのか


この人は誰なのか


どうやって入ったのか


分からないことしかなくて


お互い目が合ったまま固まる


とりあえず



『誰ですか、?』



なんて変な質問をすると



「あ、私っ、?」



なんて言ってびっくりする彼女


逆にあなた以外誰がいるんだ


小さくコクリと頷けば



「あなたっていうのっ、よろしくね」



なんて言ってニコッと笑う彼女



『よ、、ろしく、』



戸惑いながらもそう返すがやっぱりおかしい


なんでここにいる


それが知りたいんだ



『あの、どこから入ったんですか、?』



また恐る恐るそんな質問をすれば


「あははっ」と声を出して笑い始める


何がおかしいのかさっぱり分からない


おかしいのはお前だ


人の家に勝手に入ってきて


こんな会話をしているよりも警察を呼ばないとっ、なんて思いスマホを手にとる



「私ねっ幽霊なんだっ!で、ここの元住民っ!」

『は、?』



いきなりそんなことを言い出す彼女に固まる


すぐにスマホに手をかけ電話をかけようとすれば



「待って、信じてないんでしょっ」

『え、、まじ、?』



スマホを握る俺の手を抑える彼女の手は完全に透けていた


彼女の手は俺の手の上にしっかり乗っているはずなのに


触られている感覚はない


これでわかった





"彼女は本物の幽霊"





なんだと、



「ねっ、本物でしょっ?」



ニコッと笑いながらそうゆう彼女に


コクリと頷けばまたケラケラと笑い出す



「今日からよろしくねっ、」



そしてまたニコッと笑う彼女に



『あ、はい、』



と変な返し方をすれば


また彼女は嬉しそうな笑顔で笑った