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第7話

6.



北斗side









仕事が終わって急いで片付けをする


家に帰ればあなたが待ってる


あの日初めて泣いてるところ見た


会った時からずっと1度も見た事なかった泣き顔


その時、心のどこかで思った


俺があなたを笑顔にさせる


笑ってるならそれでいい


例え幽霊であろうと、もうこの世にいなかろうと


関係ない


俺が今日あったことや、メンバーのこと


色んなことを話す度に楽しそうに聞いてくれる


その笑顔が何よりも好きだ


なんて、思ってしまう俺は既におかしいのだろう



「なんでそんな急いでんの」



振り向けば不思議そうな顔で俺の事を見る慎太郎



『別にっ、なんでもねぇよ』

森本「最近すぐ帰るじゃん」

『そんなことねぇって』

森本「あるよ、なぁっ樹っ」

田中「わかる。」

森本「俺悲しいぞっ!」

『ふっ、なんだそれ』

高地「てか、普通に何か気になる」

田中「女でもできた?」

ジェシー「え、」

『んなわけねぇだろっ、!』



急に変なことを言い出すから焦って否定する


あなたは別だよね、、


だって、俺にしか見えてないんだもん


どこか引っかかる気もするけど


幽霊だから、と自分を納得させる



田中「じゃあ、今日北斗の家行っていい?」

『はぁっ!?』

ジェシー「え、俺も行きたい」

高地「じゃあ、俺も行く」

『いや、いいって言ってねぇから』

田中「女じゃないんでしょ?ならいいじゃん」



面白そうに笑いながらそんなことを言ってくる樹


ここで否定したらややこしくなる


どうしようか考えた結果



『わかった。』

田中「まじっ!?」

『うん、』

田中「しゃあっ」

森本「きょもも行くよね?」

京本「えっ、」

田中「行くよ。」

京本「なんで樹が答えるのっ」

田中「あははっ、」



あえてスルーしよう



『じゃあ、みんな?』



俺の質問にグッ!と親指を立てるジェシー


今日は眠れなくなりそうだ


そんなことはともかく


そう決まれば部屋も片付けなきゃいけないし


あなたにも伝えなきゃいけない



『分かった、分かったから、お前らゆっくり来いよ』

田中「なんで?」



怪しそうな顔でそう聞いてくる樹


呆れながらも



『片付けだよっ!!!』



とだけ言い捨て荷物を持って楽屋を出た