第43話

43 瀕死
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2021/05/31 09:00
▽伏黒視点▽
家入 硝子
家入 硝子
かなりやばいね
息してるのが奇跡なことだ
今から緊急でやるから外行ってな
伏黒 恵
伏黒 恵
はい、お願いします。
 急いで家入さんのところに狐火を連れて行くと、
どうやら生死の狭間にいるようだった。

 手術をしてくれるようだが、気が気でならない。

 もし、目が覚めずにこのままだったら、
虎杖の様に死んでしまったら…
(その後宿儺が戻してくれたが)
不安で仕方ない。

 お願いだ、何事も無かったかのように
起きてまた俺達と笑ってくれ。


 あれから何時間たったのだろうか。

 真希さんや釘崎、虎杖も来た。
手術は無事終わり、狐火の部屋に移動したが
まだ目を覚まさない。

 心配で押しつぶされそうだ。
釘崎 野薔薇
釘崎 野薔薇
伏黒、そろそろ寝たら?
伏黒 恵
伏黒 恵
いや、いい
釘崎 野薔薇
釘崎 野薔薇
声ちっさ
心配だってのは分かるけど
あんただって疲れてるでしょ?
私が代わるからさ
伏黒 恵
伏黒 恵
……
狐火 凛
狐火 凛
ん…
釘崎 野薔薇
釘崎 野薔薇
凛!!
伏黒 恵
伏黒 恵
!!狐火
狐火 凛
狐火 凛
…野薔薇?
伏黒さん?
釘崎 野薔薇
釘崎 野薔薇
良かった、
家入さん呼んでくるわね

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