?「 瑞稀せんぱぁ~い♡♡♡♡♡!! 」
「 んげっ、!! 」
?「 先輩、何がんげっ!なんですか!?!? 」
また1人嫌な奴が来てしまった。
会計の1年、猪狩蒼弥。
普段はあんなキャラ崩壊してなかったはず………
いつもは真面目でやる事はすぐやるタイプ
会長とか橋本とは違いやる物が終わるまで若干周りは見えていないと思う。
だが作業が終わればすぐこうである。
猪「 先輩、さっき作間が呼んでましたよ? 」
「 あ、まじ?今行くわ 」
猪「 可愛いー!!♡♡行ってらっしゃい♡♡ 」
あー寒気してきたかも………
こんこん
もう1つの生徒会室のドアを叩く
「 失礼しまーす。作間いるー? 」
?「 なにー?瑞稀くんじゃん。どうしたの? 」
「 いや、ガリさんが呼んでるよって 」
?「 あー!呼んだ、呼んだ!! 」
生徒会最後のメンバーは橋本と同じく書記で1年の作間龍斗
多分1番こいつがマシだと思ってる。
でもこんな奴ほど1番危なかったりする。
「 ……何で話だけなのに抱きつかれなきゃ行けないの? 」
作「 え、抱きつきたい気分だから 」
そんな真顔で言われても困るものは困る。
抱きつきながら話すのは流石に俺の首の問題がある。
「 顔みて話したいから話してくれない? 」
作「 じゃあ、こうしよっか 」
作間の腕がひょいと上がって、俺も上がった
え?これ近くない?
今、抱っこの形で抱きつかれている俺
なんか意味違うよね?
この5人の相手は疲れます………
next
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。