第130話

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2020/09/12 11:11











それから1時間後






















スタッフステーション









冴島
冴島
ナースコールあなた先生の所からです!!
白石
白石
!!……行くよ!!






ICU












緋山
緋山
やっと来た……
白石
白石
ごめん
緋山
緋山
急に苦しそうにしだして吐血した
白石
白石
気道内出血の可能性もあるわね……
冴島
冴島
オペ室確保してあります
緋山
緋山
気管切開して気道確保するしかないか
白石
白石
オペ室急ごう
冴島
冴島
藍沢先生と藤川先生も呼びます
緋山
緋山
お願い









オペ室
















ウィーン







藍沢
藍沢
気管切開か
緋山
緋山
そう、
藤川
藤川
そこのナース全身麻酔の用意して
広田
広田
はい
緋山
緋山
防水シーツも両サイドに敷いて
柚芽
柚芽
はい
白石
白石
メス
冴島
冴島
はい
緋山
緋山
筋鈎
冴島
冴島
はい
緋山
緋山
どう?
白石
白石
OK……カニューレ
冴島
冴島
はい
白石
白石
よし、出来た
緋山
緋山
アモレSU1と人工呼吸器に繋いで
柚芽
柚芽
繋ぎました
白石
白石
じゃぁICUに運ぼう












それから






































3年後____






















季節は"春"
















あなたは翔陽大学附属北部病院



─通称、翔北病院─のヘリポートに1人で立っていた。

















地面には淡いピンクの花びらが絨毯を作っている。



















この翔北病院で過ごしてきた日々の想い出があなたの頭に映像で流れる



















そう、あなたは病気に立ち向かい見事完治しこれから翔北で皆と頑張る、と思っていた時、




























「岩手県盛岡総合救急センター」から推薦状が届いた。























あなたに選ぶ権利は有ったものの盛岡総合救急センターの
医師不足が原因で移動つまり仲間と別れる事を選んだ。
































だが、それを知っているのは「白石」ただ1人であなたは
お祝い等の事は嫌いなため白石には

"自分が移動してから皆に伝えて"

そう言われていたため他の人は知らない。














































あなたは、翔北に向かって深々と御辞儀をするとその場を後にした──。





























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⚠️注意⚠️

なんか最終回見たいな終わり方してるけど違います✋









もう一度言いますね。










最終回じゃありません!!








次も見てね!!

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