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2018/10/25

第15話

ユウが好き
その時だった。


「ッ、……」


ユウがいきなりわたしを抱き上げた。


突然宙に浮いたわたしは、慌てて足をばたつかせた。


「っ……ユ、ユウ!? ちょっと、な、に、するの?」


けれど、ユウは何も言わない。


無言でわたしを抱えていく。


廊下を出て、二階へーー

ドアを開ける。

そこはユウの寝室だった。



ユウがベッドにわたしをおろす。




「ねぇ、杏奈」


わたしにキスを落とす。それを、わたしは受け止めた。


「っ……ん」


「ごめん……」
と、突然ユウが謝った。わたしは首を傾げた。


「え、」


「杏奈を傷つけるようなことして……わざと、見せつけたりして……ごめん」



「ユウ……」


「嫉妬……してほしかったんだ。ほんとうにただそれだけだった。他の女の人なんて、どうでもいい。杏奈とじゃないと、気持ちよくなれない……」


そう言ってユウは、切なげな表情を浮かばせた。


わたしは、ギュウッと胸が締め付けられた。


そして、ユウへ甘い感情が膨らんでいく。


わたしは自分からユウにキスをした。




「ぁ、杏奈?」


驚いたようなユウの声。


わたしは、勇気を出した。


ちゃんと伝えようと思った。
言えなかった。


けれど、


ほんとは、


ずっと言いたかった。




「ユウ……わたし……あなたが好き……」
わたし、ユウが好き。


セックスしたい。


ユウと、繋がりたい。
落ちていく。

落ちていく。

快感に、落ちていく。


ユウの熱い身体。

わたしの熱を帯びた身体。

ふたつがひとつになる。
なんども繋がった。




わたしを見るユウの視線。


優しく抱きしめるその腕。


抱かれるたびに、わたしは声を漏らした。
「もっと泣いて」

「ッ……ん」

「そう。そっちのほうが興奮する」

「ユウ……」

「あー、イキそう。中で出していい?」

「だめ……っ」

「冗談だよ。可愛い、杏奈」

「……意地悪」
気持ちよさに酔いしれた。


こんなに感じたセックスは初めてだった。




終わった後、ユウが猫のように甘えてくれた。




ユウはわたしのストーカー。


そして、わたしの愛する人。


わたし……もう家に帰りたくないな。




ストーカーのユウにわたしは溺れていく。