第15話

ま る じ ゅ う よ ん
683
2018/07/10 07:19
y o u r
y o u r
ふぅ...
テヒョン、ごめんなさい。
言うんだ ちゃんと。
テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
話って...
あぁ
場の雰囲気を読み取ってくれたのか私が話すのを待ってくれている。
y o u r
y o u r
テヒョン、私やっぱりグクが好き
テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
...うん 分かってた。
俺の方が幸せにできるって思ってたんだけどな
付き合えなくても弟といること自体嬉しいんでしょ?
y o u r
y o u r
...うん
私を好きになってくれてありがとう。
テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
っはぁ〜...!
弱ってる時に告白したらいけるって小説に書いてたんだけどなー
y o u r
y o u r
なにその本ㅋㅋ
テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
やっと笑った。
y o u r
y o u r
え...?
テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
俺と話す前から顔が強ばってたから
y o u r
y o u r
そ、そうなの?!早く言ってよ!
テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
...俺は応援してるから
それと、俺の胸に飛び込みたいとき待ってるからな!
y o u r
y o u r
ありがとう!
盛大に飛び込みに行く!
そう言って後ろを振り向かず前を向いて歩いた。
それはテヒョンが一番見られたくないであろう"泣き顔"だったから。
私を好きになってくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
飛び込みたいとき、その時はよろしくね。










テ ヒ ョ ン
テ ヒ ョ ン
くそ...
応援してる...
したくない、本当はしたくないのに
でも、あなたが幸せならそれでいい。

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