今日も無事撮影を終え、家(ユンギ家)に帰ろうとしてた。
マネ「明日も頑張ろうね」
そう言って高めのヒールをならしてエレベーターで降りた。
ピンポーン
あ、誰かきた
思わず声を出してしまった。
まさかここで会うなんて思ってなかったから。
ピコンッ
ラ○ン?
ユンギが迎えに来てくれたんだ。
ピンポーン
普通に。いつもと一緒。ほら、目合わせて。
自然に会話できてたよね。
大丈夫。
そう言って私の髪を触ってくるユンギ
こういうのサラッとできるのほんとに謎。
普段ツンツンしてるユンギに急にあんな甘いことされたら調子が狂う。
私と付き合ってた時、あんなだったっけ?って思うほど。
今は目の前の目標を達成するまで。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!