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小説
コメディ
太宰双子,首領補佐だそうで。
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失礼ですが…
黒服が云う。
何故太宰さんは妹さんを気にかけていらっしゃるんですか?
きっと真の妹ではないという あなたの噂を聞き、あの太宰の お気に入りが気になったのだろう。 だが、場の雰囲気が桁違いに重くなる。
僕が、あなたを気にかけているって?
はい、そのよ…
太宰が拳銃に手をかける。
も、申し訳…
黒服が命の危険を感じ、 謝ろうとしている時だった。
あれ、此処にも居ないの?
あなただった。 誰かを探して、 少し遠くを見ている。
…あなた、!
拳銃をしまい、 あなたの所へと走る太宰。
本当に目障りなのだけれど、帰ってくれる?
はあ?走ってきた癖にどの口が言ってんの
何時もの口喧嘩を始める2人。 黒服は命拾いをした。 其の日から、 "太宰にあなたについての質問をするな" という暗黙の規則(ルール)ができた。
☆×50⤴