すれ違えば済むことならば、さっさとすれ違おう
そう思い、少し早足で歩いた。
すると…
(???)あなたさん?
私はもう無理なのだと思った、でも、でも、
私は…
何も答えなかった…
名前を呼んだ人はやはり千里さんだった。
だけど、私は千里さんを無視してしまった。
私はきっと今、ひどいだろう、人として。
(10年前)
その頃の私は、8歳。
自分の生き方、恋、社会、人でやっちゃいけない事、少しはわかっていたつもりだった。
それはお母さんとテレビを見ていた。
その内容は〇〇議員が嘘の発言をした、と言う内容。
嘘、わかってる、
(現在)
そんな事を考えながら帰っていると、もう家のドアの前に着いた
私はその瞬間。スイッチを入れ替え、ドアノブをひねった
ガチャリ!
そう私が言った後、その言葉を待っていたかのように、すぐに返事が返ってきた。
元気で、明るい声が
グクオッパの姿は、飼い主の帰りを待っていた元気いっぱいの可愛いうさぎのようだった。
私はそう言う。そして靴を脱いだ。
その瞬間。
ガチャッ
ドンッ!
私は誰かに押された。
でも、わかってる。こんな事をするのは…
私はそっとその場をどいた
こうやって、最終的に喧嘩になってしまう。毎日毎日。
訳がわからない。呆れてくる。
特にテテオッパ。どうしてあんなに冷たくなってしまったの?
テテオッパ…
どうして?…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。