※長い
※某ウイルスいない世界線
br side
いつも通り皆より遅く起きちゃったな〜長男なのにだらしなくてやば〜いあはは~なんて思って弟たちを見渡すと、なんだか違和感
あれ、なんか一人足りない?
ソファーで死んでるスマイルと
朝からゲームしてるシャークんきんときと
キッチンにいるきりやん……
現在7:30分
1限目が空きコマでもご飯の時間は合わせてるから普段なら起きてる時間のはず
7時40分頃ようやくnakamuが降りてきたけど、なんだかぼーっとしてる
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ピンポーん
いつもは最後までリビングに居るのに今日は早く部屋に行っちゃったし、もし朝体調が悪かったなら薬を買ってきてあげたいし、とりあえず事情を聞いてみよう
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nk side
あー、咳止まらん。
朝から体がだるいしまさかなとは思ったけど測ってみたらやっぱり
咳が止まらないし足元ふっらふら。
近々きりやんの文化祭もシャケときんときの体育祭もあるのに、今心配かけてらんないな
どう考えても行けないので大学とバイト先に電話を入れ、ソファーに倒れる
そこから数十分ソファーで死んでるといつの間にか2人が買い物から帰ってきた。
そう言って足早に部屋へと戻り、正直もう意識がブレッブレだった俺はすぐさまベッドへとダイブした。
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kr side
19:00
ぶる兄にリビングを託してなか兄を起こしに部屋に入る。
どうやら寝ている?みたいでベッドにうつ伏せに寝っ転がっていた
耳元で呼んでも揺すっても、苦しそうに背中が息をするだけで目を覚まさない。
試しに首を触ってみれば思った通り、熱い。よく見渡せばベッドサイドに体温計あったし変にペットボトルが沢山置いてある。
ペットボトルや体温計をサッと後ろに隠して変にニコニコ笑いだす
立ち上がったと思えばフラフラと覚束無い歩き方でリビングへと降りていってしまった。
焦っているのか階段で足を滑らせて体が前へと倒れる。
やばいなか兄が頭打つ
ギリギリのところで腕を掴め、丁度よくきたぶる兄になか兄を預けた。
いやいやわがまま言うなか兄を担いでいくぶる兄を見送ってから薬やゼリー類を買いにまた外へと出かけた。
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nk side
気だるさに目を覚ます。
頭が触られてる感じがして其方を見ればぶるーくが居た。
ぺち、と俺の体温を調べるようにほっぺを触ってくる。
ぶるーくの手が水に濡れてひんやりしてる、気持ちい
平熱に戻ってないかな、と希望を抱き測るも変わらず38度代…咳は止まったみたいだけど喉はまだ酷い
バンっっ
そう言ってきりやんは冷えピタやら薬やらポカリやらを取り出し皆に説明していく。
次にきんときが自分の出来ることを発表。シャークんは皆の手伝いをすること、スマイルは基本見守り(サボり)をすること。
を話していた。
まだ横になっている体に自然と意識が落ちていき、手を握られた感触を最後に眠りについた。
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結果から言えば、看病部隊の作戦は大成功だった。
俺の風邪は吐いたりなんだりと色々あったが無事3日程度で熱は下がり、喉やだるさも1週間経てば無くなっていて、そこまで長引くことも無く文化祭や体育祭を全身健康な状態で楽しむことができた。
皆が皆いそがしいのに、付きっきりで看病してくれたり、本当に沢山俺のそばにいてくれた。
そのおかげで
喉も良くなりきんときとカラオケ行けるようになったし
だるさも無くなってシャケとも本気で遊べるようになった!
みんなには本当に感謝だな。
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・°☆うめまろ☪︎*。꙳様
リクエストありがとうございました !!
大変遅くなってしまいすみません … ❕
話は長いしグダグダですが、何とか兄弟愛をかけたのではと思います。
もしよろしければ
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よろしくお願いします🤍🤍
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!