第2話

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2018/10/08 04:29
朝。まぶしい光が部屋に差し込む。
中島裕翔
中島裕翔
おはようございます、姫様
彼は「中島裕翔」。私の大切な執事で、友達。

けど、彼は私と同い年。私の親…王様の父に命を救われ、それからお礼ということで、私の執事を勤める。
あなた
あなた
んん…おはよう、裕翔…
中島裕翔
中島裕翔
朝食がもう少しでできあがりますよ?早くしなければ
あなた
あなた
嫌だ…
中島裕翔
中島裕翔
んもー、仕方ないですね…  よいしょっお姫様だっこ
あなた
あなた
うわぁっ!?ちょっ、裕翔!起きたから!目パッチリだから!
側近
側近
中島様、後は我々に…
中島裕翔
中島裕翔
あ、もう大丈夫だから、下がってそのまま朝食用意してきてください
側近
側近
…はい、では、お任せします
側近の人達が部屋から去っていく
無視して、そのまま更衣室へと歩く
中島裕翔
中島裕翔
うるさい、少しの距離だから。な、あなた?
あなた
あなた
…いつも、呼び捨てでって言ってて、こーゆー時だけ…
中島裕翔
中島裕翔
それは、身内の方々や城の者の前以外という約束で姫様も納得いったんだろ?
…嫌だよ、そんなの。私の友達でしょ?なら、私に敬語使わず、気軽に話してよ…

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